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97話迷いページ7

𓏸𓏸は現代に戻る方法を探しているらしい。俺は正直迷い始めている。前にも言ったがパクノダへの気持ちが日が経つ事に強くなっている。ぶっちゃけると今すぐにでも会いたい。これを解決しなければ呪いの世界に戻りたいとは思えない。現代へは帰らなくてもいいのかって？もう俺は私じゃないんだから無理だろ。もしかしたら、拒絶されるのが嫌なのかもしれないな。呪いの世界では大切な仲間が待っている、絶対に歓迎されることが約束されているから。現代からこちらへ来る前、姿が元に戻らなかった。つまり、現代に戻ってもこのままということになる。娘から息子になりました、しかももうアラサーですって無理だろ。

なんとこちらに来てから俺は大人になっていた。身長は伸びてるし、ガタイは良くなってるしで驚いてたなぁ。

って話脱線してたな、まぁこんな感じで𓏸𓏸は意外と凄腕の情報屋で、かなり信ぴょう性高い情報をくれる。ネオンにした話は半分本当で半分嘘だ。話し合ったのは本当だしな。

さっきダルツォルネに連絡がきたことは言ったな？これから幻影旅団を捕らえにいくらしい。俺もそれについて行くように言われ、車に乗り、運転する。あぁ、ウボァーギンと対面するの嫌だなぁ、絶対俺の顔を見たら気づくだろ、あいつなら。そして、現場につくとまるで蟻を潰す子供のように楽しく殺していた。

陰獣相手でも全く歯が立たず無惨に殺されてしまった。しかし、それでもクラピカは奴を捕らえるようだ。彼の気迫に押されたのだろう、俺以外のメンバーは彼に対し冷や汗を流していた。

『それでクラピカ、何か方法はあるのか？もちろん現実的な策でな』

「もちろんだ、勝算はある」

そして、クラピカに託すことにした