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4話　危険ページ4

悠仁と友達になって5年、10歳になりました。

今でも悠仁とは友達で、何なら親友で、今でも頻繁に遊んでいる。しかし、そんな俺にも悩み事が増えた。それは…

「ギャギャギャギャギャ、ギー」

なんだこの生き物は。いや、これは、生き物なのか？なんか、幽霊的な？妖怪的な？とりあえずなんとも形容しがたい存在が最近見えるようになった。この幽霊？は、目を合わさなきゃ襲ってこないことが分かった。これは、俺にしか見えていない奴だ。俺には霊感みたいなのがあるのか？前に、襲われている奴がいたけど、俺には関係ない、というかどうにもできないと考え何もせずそのままスルーした。俺の家族や友達に手を出さなければ放置でいいか、と思った俺はずいぶんと薄情な奴になったな、と思う。昔はもっと単純でバカだったのにな…

そんなある日、ついに俺はやらかしてしまった。

悠仁たちと学校の放課後遊んで、帰り道のこと

もうすでに5時半を過ぎており、だんだんと暗くなっていた

俺の目の前で幽霊が人を殺したのである

俺はとっさに逃げようとするが幽霊の視線の先には俺が写っており、次のターゲットにされたのがわかった