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26話 印象 ページ26
〜五条side〜
僕から見たAは冷静で、すぐその場で判断できる決断力を持った恵に似たタイプかと思っていた。あと、聞き手なかんじもあったかな。
そして、野薔薇と合流した時までに見た感じ、僕に対しては、恵みたいにグチグチといわないで、正論で黙らせるって感じかな。悠仁にも普通に「頭疑った」って言ってたしそうなんだろう。そういえば、制服になんか不満があったかな。顔に複雑って書いてあったよ笑スーツにあってたのになぁ
そして今回の海外任務、その地の公用語が使えないとはいえ、翻訳機という心もとないものでコミュニケーションをとり、情報を集めた手腕。見事だった。今度あの3人もつれてこっかなぁと考えている内に悠仁が死んだという知らせが届いた。しかし、これから呪詛師の捕縛任務がある。これを今のAに言ってコンディションを崩されたらたまらないと思い、そのまま言わず任務を設けさせた。言わずに正解だったな、と思う。
Aは、顔では隠しているつもりだっただろうが先ほど発した呪力に怒りを感じた。このまま任務に行かせればあの呪詛師に対してあんな鮮やかにとらえることはできなかっただろう。僕が、Aに僕のしたいことを話す。そしたら、Aの顔に覚悟が決まったかのようなものを感じた。Aの覚悟を聞く。これからは一層君たちに力を身に着け、強くなってもらおう。その憎悪に負けないためにー
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作者名：れい | 作成日時：2023年2月7日 2時
