colorful…4 ページ4
亜嵐side
次の日の朝、俺はまだ昨日の彼女が忘れられなかった
隼「おっはよーう!」
教室に着くと同時に後ろから声をかけてきた隼、と
女「キャー!涼太くぅーん!」
涼「おはよう、亜嵐」
うるさい女子をまとった涼太。
隼とは同じクラスで涼太とは別のクラスだ
隼「ねえ亜嵐くん!今日転校生が来るんだって!」
亜「へぇ」
隼「しかも女子!」
亜「最悪」
涼「ははっ、相変わらずだな〜笑」
隼は可愛いかな!?なんてハイテンションだけど
俺はその真逆、女子とか最悪すぎ
そんなふうに思ってると
キーンコーンカーンコーン
朝のHRを知らせるチャイムがなり、俺らは涼太と別れた。
チャイムと同時に教室に入ってきたメンディー先生
通称メンディー。
先生のくせにいじられキャラで俺はあまり関わらないけど、隼と仲がいい。
メ「ほらー、席つけー」
メ「今日は知ってる人も多いと思うが、転校生がくる」
ザワザワザワザワ
隼「楽しみだねっ」
ひとつ前に座っている隼が笑顔で話しかけてきた。
亜「どーでもいー」
俺がそう言うと、えーっと眉を下げた隼。
ちぇっ、なんて言って前を向き直す
メ「ほら、入ってくるんでぃー!」
メンディーの声と同時に入ってきた光景に
思わず目を疑った。
『い、井上Aと言いますっよろしくお願いします!』
それは、昨日みた彼女だった。
メ「よろしくんディー!」
パチパチパチパチパチ
メ「えっと、井上さんは、白濱の隣ね!」
亜「はっ!?」
メ「ほら、あのイケメンくん、」
『はい、わかりました』
よりによってなんで俺?
羨ましい〜笑って言う隼を無視して俺は溜息をついた
メンディーに言われたままに俺の方へ向かってきた彼女は、あっ!と言う顔をして
『昨日の、人ですよね?』
『よろしくお願いします。』
と、俺に気づいたようで、丁寧にお辞儀をした
俺もそれに釣られるようにお辞儀をした
メ「なんだ、白濱知ってる?」
『あ、いえ、昨日お見かけしただけです!』
メ「ちょうどいいや!白濱、校内の案内よろしく!」
亜「はっ!?なんで俺が!?」
メンディーの言った言葉に耳を疑った
『よろしく、ね』
はぁ、、、ほんと最悪。
俺はメンディーとニヤニヤする隼を睨みながら
彼女に軽い会釈をして返した
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作者名:ぴえろ | 作成日時:2019年1月25日 23時