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お館様,13 ページ13

○。お館様



耀「実弥…」


不「オイ鬼!!
  飯の時間だぞ、喰らいつけ!!」



ボタボタと禰豆子が入った箱に
血を流していく

!!



伊「不死川
  日なたでは駄目だ

  日陰に行かねば
  鬼は出て来ない」


不「お館様

  失礼仕る」



ドンという大きな音とともに
隣りに居た不死川さんは邸宅の中に居た

お館様もその行動に目をまんまるとさせている

チャっと刀をまた突き刺そうと
構えている
体が自然と怖ばり
またいなくなってしまうのではないかと
言う恐怖が心を襲う

立ち上がり近づこうとする



竈「禰豆子ォ!!

  やめろーーーっ!!」



ズンと背中にやってきた重み



竈「かっ…」



息ができない…
動けない!!

その間に禰豆子の箱を
ずたずたに刺す

禰豆子!!禰豆子!!



不「出て来い鬼ィィ
  お前の大好きな人間の血だァ!!」



握力で障子を壊すと投げ飛ばした

禰豆子はずたずたに刺され
着物が血に染まっている



禰「フゥフゥ

  フゥ

  フゥ フゥ

  フゥフゥ フゥ」


胡「伊黒さん強く抑えすぎです
  少し緩めてください」


伊「動こうとするから
  押さえているたけだが?」


胡「…竈門炭治朗君
  肺を圧迫されている状態で
  呼吸を使うと血管が破裂しますよ」


宇「血管が破裂!!
  いいな響き派手で
  よし行け破裂しろ」


『(体内だからみえないのでは?)』


悲「可哀想に…
  なんと弱く哀れな子供

  南無阿弥陀仏…」


竈「グ ゥ ゥゥ」



禰豆子、禰豆子!!



胡「竈門君!!」


竈「ガッアァ ァ」



手を縛っていた縄が切れる
すると俺は一目散に禰豆子の方へと
走り出していた



竈「禰豆子!!」



俺が叫んだ後、暫くして
プイっと顔を背けた



耀「どうしたのかな?」


「鬼の女の子はそっぽを向きました

 不死川さんに三度刺されていましたが
 目の前に血塗れの腕を
 突き出されても我慢して
 噛まなかったです」


耀「ではこれで禰豆子が
  人を襲わないことの証明ができたね」


不「!!」



!!

プイ,14→←お館様,12



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:下倉琉羽 x他1人 | 作成日時:2021年10月10日 11時

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