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お館様,12 ページ12

○。お館様



耀「それに炭治朗は
  鬼無辻に遭遇している」


宇「そんなまさか…
  柱ですら
  誰も接触したことが無いというのに…!!

  こいつが!?

  どんな姿だった!?
  能力は!?
  場所はどこだ!?」


時「戦ったの?」


不「鬼無辻は何をしていた!?
  根城は突き止めたのか!?

  おい答えろ!!」



一斉に俺の方を見て柱のみなさんの
質問攻めにあう
更には、頭を捕まれブンブン振られる

答えるにも、
答えれない気がするぞ



宇「黙れ俺が先に聞いているんだ」


『人にものを頼む態度がなってませんよ!!』



ざっと音を立てて立ち上がった音がした
匂いは有耶無耶で曇ったような
濁った匂いがした



宇「まず鬼無辻の能力を…」



お館様が人差し指をそっと唇に置くと
一斉に黙る

それに、思わず息を呑んだ



耀「鬼無辻はね
  炭治朗に向けて
  追ってを放っているんだよ

  その理由は単なる口封じかもしれないが
  私は初めて鬼無辻が見せた
  尻尾を掴んで離したくない

  恐らくは禰豆子にも
  鬼無辻にとって予想外の何かが
  起きているのだと思うんだ

  わかってくれるかな?」


不「わかりませんお館様」



ギチギチと歯を食いしばっている
唇からは血が垂れていた
俺が頭突きをしたときに
切ったものなのだろう

ただその血も相まって禍々しく見えた



不「人間なら活かしておいてもいいが
  鬼は駄目です
  承知できない」



すると不死川さんは
刀を取り出し自ら腕を斬る


甘「(え?え?
  何してるの
  何してるの

  お庭が汚れるじゃない)」


不「お館様…!!
  証明しますよ俺が

  鬼というものの醜さを!!」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:下倉琉羽 x他1人 | 作成日時:2021年10月10日 11時

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