三社祭りの様 ページ25
社ノ里
「へぇ、こんなに賑やかなのか」
祭りみたいにはしゃいでいる。
仮面をつけて踊る者もいれば、酒を飲み戯れる者もいる。
「カァ」
「?ああ、遊んできな」
「カァァ!」
俺も捜査がてら観光しよう。
「Aさん…!?」
「!?雛鶴さん」
「任務ですか?」
「はい。どうしてここに?」
「みんなで温泉旅行に来ました。
ここはとても賑やかですから」
「宇随も来てるんですね」
「天元様は鬼殺隊をお辞めになられましたからね」
「そうだ。しのぶのことありがとうございました。
あのあと薬を飲んでよくなりましたよ」
「安心ですね。お2人は恋仲なんですか?」
「!い、いえ。違いますよ」//
「応援しています」
「…」///
「どうしてあの時、私の笑顔を見たいと言ったんです?」
「…実は俺」
「きゃああああ!!!」
「!?」
「すみません。行ってきます」
シュッ!
声のする場所に行くと、男が血を流して倒れていた。
遠目から見ると頸が斬られていた。
「一昨日は男、昨日は女、今日は男」
「ったく誰がやってんのやら…」
「沢山人いて殺し屋が誰かわかんねぇ。たまったもんじゃねぇよ」
捜査開始だな。
「…昨日一昨日に殺された人もここで殺されたんですか?」
「なんだ兄ちゃん。気になんのか」
「初めてここに来るものですから」
「そうさ。この賑やかな街の中で殺されてる」
この祭通りを、全て守ればいいのか。
ここの通りは無限列車の2倍はある。
広さだって三列に連なっている。
三社祭りと、三列の通りを兼ねてるのかね。
「あ、この先の神社には行かないほうがいいぜ。
中央通りの神社には呪いがある」
「呪い?」
「あの神社に入った奴ぁ、鬼になるって噂だ。
証拠に入っていった奴は帰ってきてねぇぜ」
「へえ、そうなんですね」
鬼はそこにいるんだな。
「左右の通りの先にあるそれぞれの神社は?」
「あそこらは縁切り神社って呼ばれてんだ」
「へぇ」
調べがいがありそうだな。
鬼は1人殺せば今日はもう殺さないだろう。
あとは明日だ。
「三郎…!!」
「?」
この女性は殺された男の嫁か?
「夫婦だってよ。可哀想に」
「…夫婦」
·
近くの宿に泊まった。
「昨日殺された女性?
確かそこの和菓子屋の嫁さんよ」
鬼は嫁を狙ってるんだな。
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ゆう(プロフ) - hutoさん» ほんとだ!!今急いで直しました!!見てくれてありがとうございます!気をつけますね! (2021年2月4日 2時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
huto(プロフ) - いつも面白いお話ありがとうございます!気になったのですが、あなたの笑顔のお話の最後上弦の参となっていたとですが、上弦の弐ではないのですか? (2021年2月4日 1時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 小桜さん» 鬼滅の刃はしのぶ最推しですっ。かわいいですよね!桐生も報われてほしいんですけどどうなることやら…。ありがとうございます!頑張ります!コメントも励みになります^^* (2021年1月25日 10時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
小桜 - ゆうさん» お返事、ありがとうございます!しのぶさん、愛らしくて可愛いですね。桐生君は少し可愛そうな存在ですね...。頑張ってください!これからも応援しております! (2021年1月24日 11時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 小桜さん、初めまして!見てくれてありがとうございます!!そう言っていただけるととても嬉しいです!幸せ願うばかりです。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃゆ | 作成日時:2021年1月17日 0時