笑えたらなと ページ18
炭治郎たち3人はまだ眠っている。
その頃、俺は勝手に包帯を外し外に出た。
「カァァ!御館様ヨリ手紙ガ届イテイル!」
「?……!」
当分の間は休んで体を大切にしてほしい。
産屋敷耀哉より
「お館様に言われちゃな」
黙って蝶屋敷を出ようとすると、門前に人がいた。
「よお、間宮」
「こんにちは!」
宇随と嫁3人がいた。
「身体はどうだ?なまってんだろ」
「天元様もですよ!!さっき目覚めたばっか!!」
「須磨!あんた声でかいんだよ!」
「クス」
須磨さん、まきをさん、雛鶴さんだ。
「雛鶴さんはお身体大丈夫ですか?」
「お陰様で」
「雛鶴さんはこの人に助けてもらったんですね!」
「とても優しいのよ」
「天元様。そろそろお時間です」
「おう。お前も来いよ、産屋敷邸」
大部屋___
「しのぶ様。間宮さんを見かけてませんか?」
「見てませんけど、どうかしました?」
「薬を飲む時間なのに探しても見当たらなくて」
「……心当たりがあるので探しておきますね」
ドアを開けて廊下に出ると、ドンッ!と桐生とぶつかる。
「すみません!大丈夫ですか?」
「ええ。?」
フワッとした匂いに体がよろけそうになった。
「じゃあ俺、急いでるので」
産屋敷邸__
「手紙を拝見しました。
しばらく休んで落ち着きたいと思います」
「鬼殺隊ではないのに私が指図しているようでごめんね」
「気にかけてくれて感謝しています」
「天元含め、隊士に協力してくれたからね」
「おかげで嫁が助かったぜ」
「そうか、ありがとう、A」
「いえ。では失礼します」
産屋敷邸を出る。
「もう終わったんですね」
雛鶴さんたちが宇随を待って椅子に座っていた。
「かっこいいですね!」
「須磨、それなら今日の寝所当番は変わってもらうよ!」
夜に旦那に仕えることだ。
「嫌です!嘘ですからぁ!」
「楽しそうですね」
「とても」
雛鶴さんは俺の隣に立ち微笑む。
俺はその笑顔を見て羨ましいと思い手を伸ばした。
無意識雛鶴さんの顎に触れクイッとあげる。
「Aさん?」//
「あわわ!!?」
「ばっ!静かにしな!」
「もう一度笑ってほしい」
「へ?」///
その時、ザッと誰かが来て立ち止まった。
「人妻に手を出すなんて飛んだ大馬鹿者ですね」
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ゆう(プロフ) - hutoさん» ほんとだ!!今急いで直しました!!見てくれてありがとうございます!気をつけますね! (2021年2月4日 2時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
huto(プロフ) - いつも面白いお話ありがとうございます!気になったのですが、あなたの笑顔のお話の最後上弦の参となっていたとですが、上弦の弐ではないのですか? (2021年2月4日 1時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 小桜さん» 鬼滅の刃はしのぶ最推しですっ。かわいいですよね!桐生も報われてほしいんですけどどうなることやら…。ありがとうございます!頑張ります!コメントも励みになります^^* (2021年1月25日 10時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
小桜 - ゆうさん» お返事、ありがとうございます!しのぶさん、愛らしくて可愛いですね。桐生君は少し可愛そうな存在ですね...。頑張ってください!これからも応援しております! (2021年1月24日 11時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 小桜さん、初めまして!見てくれてありがとうございます!!そう言っていただけるととても嬉しいです!幸せ願うばかりです。 (2021年1月23日 15時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃゆ | 作成日時:2021年1月17日 0時