鈴木くんはやかましい (ページ8)

今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:122,089 hit

８話ページ8

.

深夜２時。

撮影が終わり、皆それぞれの家に帰宅する。

私とやまとを除いて。

『おつかれさま！』

ひ「おー！編集頑張れよ！」

ゆた「帰って寝るわ～」

ゆま「編集お願いしやすっ」

あ「明日は俺がするからね！」

『あっちゃんありがとう！
みんなまた明日～』

みんなを見送ってリビングに戻ると

酔いつぶれた上智学生。

本日の企画で飲まされたやまと。

その介抱役で私が選ばれたのだ

嬉しいことなのか、

酔っぱらいの介抱など嬉しくないと思えばいいのに

くそぅ、顔がいいな！！！！！

『やまとー、布団行って寝て』

や「…」

爆睡かよ

ひゅうがに頼んで運んでもらえばよかった

や「A～～～…」

『ぐえっ、』

諦めて放置して編集してたら

後ろから乗っかってくるやまと。

お酒が入ってるからか、

やまとの体は熱かった。

『ちょっ、重いから…』

や「ねみぃい」

離す気は無いっぽい、

そのまんまの状態でもう一度すぅすぅ寝始めた

人の気も知らないで、

このクソ男め

『…どうせ覚えてないよね』

横を向けばやまとの整いすぎてる顔。

その頬に、触れるだけのキスをした。

.