鈴木くんはやかましい

５話 ページ5

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yamato side









憎たらしいけど 、愛らしい


目が離せなくて


ずっと 傍に置いておきたい


そう思える存在ができたのは 初めてで 。









ゆた「おまえさー」


や「んー」


ゆた「Aのこと好きなわけ？」


や「んー…」









傍に置いておきたい 、というのは

恋愛感情とはまた違う独占欲な気がして

好きかと聞かれると 毎度毎度悩んでしまう



俺はAが好きなのか 、


はたまた 妹として好きなのか 、









や「…どうなんだろうな」


ゆた「お前悩ませるなんて珍しいじゃん」


や「そう？」


ゆた「脳筋男がなー悩むなんてなー」









近くにゴロン 、と横になったゆうたと雑談 。


俺が悩む相手ねぇ …









ゆた「早くしねえと他のやつにとられるぞ」


や「好きじゃねえし」


ゆた「いってろ」


や「なんだよ」


ゆた「そのうち気づくわ」









ゆうたの言い方が


Aが好き ってはやくわかれって


言われてるみたいだった 。








まだ好きなのかも


自分ではわからないくせに 。









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