鋼のキューキュー目！ ページ10
コンコン
丁寧なノック音。扉が開かれ中尉が報告をするためにロイの前に進み歩いてきた。
中尉の様子がおかしいことに気づき、？マークを浮かべるロイ。
ロ「中尉？どうした」
リ「今通達があったのですが拳銃とナイフを持った男が南方面の通りで暴走していた、と。裏には錬金術を使う者もいたそうです」
ロ「何？そいつはどうなった」
リ「無事掴まったそうです」
ロ「そうか、よかった。最も対応が遅れたのはこちらの落ち度でもある。捕まえた者と今回の件について…」
リ「それなんですが…」
まだ何かある、というように言いにくそうに中尉の目線が空を描く。言いにくいと言うよりかはなんと言ったらいいか分からず困っているような様子にさらに？マークが深くなる。
リ「捕まえた人達が……変わった方々で話が通じないんです」
…
日「だーかーらー！俺たちが気づいたらぱーってなって、あそこにいたんだよ！」
影「ちげーよ！！！ドンッ！ピカー！きらきらきら！だろ！！！」
日「いーーや違うね！俺は見たぞ影山！きょーんぐいーん！だーんっ！てなってたとこ！」
月「…チョットね、会話がね、意味不明だよネ」
山「はは…2人らしいけどね」
いつもみたいに言い合う日向と影山は、もはや通常運転すぎて自分たちが迷子であることを忘れてしまいそうになる。
そんな変人速攻コンビを横目に見て手に負えないよ、と呆れる月島。
目の前の軍人みたいな人達になんで急に現れたのか、その格好は一体、など説明攻めをされる。けどほんとに分からないから答えられないのだ。
△「兎に角、俺達ここではなくて全く違うとこから来たんです。ここがどこかもなんでこうなったかも俺達にも分からなくて…」
軍の人の反応は半信半疑。とりあえず信用して貰えるように嘘はもちろんついてない。相手は武器を持ってるんだ。叶うわけないし…。
コンコン
ドアがノックされて捕まっている部屋の扉が開いた。
すると、きれいなお姉さんとかっこいい男の人が入ってきた。
？「捕獲した者はどこに？」
「た、大佐！お疲れ様です！こちらに！」
(((な、なんかきた〜〜…)))
続く
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25丸(プロフ) - 夏雨さん» ありがとうございますー！！！これからも頑張ります (2021年6月1日 20時) (
レス) id: e1efb24384 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - 面白いですwこれからも更新頑張ってくださいれ (2021年6月1日 8時) (レス) id: 1f12b442c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：25丸 | 作成日時：2021年5月26日 2時
