【ハイキュー】帰ってこい1年坊主ども！！！【鋼の錬金術師】

鋼のハチキュー目！ ページ9

「いい加減にしろ！！！」

ﾊﾟｧﾝｯ!!!

その場の空気がピリッと張り付いた。

自分たちがさっきまで混乱し騒いでいたのが嘘のようにしんとして、真横に弾丸が横切りひゅっと喉がなった。


「やっと静かになったな。巫山戯やがって」

やっちゃんが震えた手でひしっと俺の裾を掴むのがわかる。それを掴み返して俺たちはまるで産まれたての子鹿みたいに震える。

いきなり知らないところに来て、来た途端に命を狙われて、頭が追いついているやつの方がおかしい。

月島と山口は突然の出来事に硬直して動かない。

目の前で本物の凶器を見た。

いけない。こっちに来る。


殺され＿＿＿＿



影「日向！！！」

影山の声にハッとする。前を見ると日向が居ない。瞬きをした瞬間、その場の全員が早い日向を見失った。そう、犯人も。

試合をしているように犯人の後ろに回りこみ人質になって泣いている女の子を犯人の手から助けていた。

危険だ。ここがどこかもこの人が誰かももちろん分からない。なのになんでこいつらは…ほんと、凄いや。


日「月島ァ！！！」

月「ほんと、無茶苦茶…！！！！」


そういいながら影山に人質を追いかける途中躓かされた犯人の上に乗っかって縛り上げる。ナイフも勿論とる。

凄い月島！こんな体術？どこで覚えたんだ！


月「赤葦さんの木兎さん捕獲方法がここで役に立った…素直に喜べなイ…」

山「流石ツッキー！！！」


あ、これ木兎さん捕まえる方法だったんだ。

しょっぼ。びっくりしちゃった。

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