イッキュー目! ページ2
シューズの底がきゅっとなる音とやる気十分な掛け声がそこらじゅうから反響して聞こえてくる。
ボールが床にすり減って跳ね返り、相手のコートに落ちる。
田「どおおおおおやああああああああぁぁぁ!」
日「た、田中さんすっげえええええ!!!」
速攻を決めてノリノリの田中先輩は上の服を脱いでぶんぶんと振り回す。その周りでぴょんぴょんと跳ねる日向。うん、いつも通りだ。
縁「田中脱ぐなー」
田「縁下ー!Aー!見たかおらー!!!」
△「見ました見ましたかっけかったっす」
田「はーっはっはっは!そうだろうそうだろう!」
背中をバシバシと叩かれる。程よい痛み。
大地さんにまだ終わってないぞと叱られて、嬉しそうにコートに戻っていった。
この人はチームが落ちてる時とか声を上げて引っ張って行ってくれるかっこいい人だ。
ここは烏野高校の体育館。今、烏野高校バレー部の練習試合がいつものように行われている。そういつものように。
縁「慣れてきたね田中の扱い方」
△「いやぁ、かっこいいと思ったのは本当っすよ。今の速攻えぐかったですし。あんなの打てるなんて、絶対打ってる人は気持ちいいに決まってます…!」
縁「楽しそうだな〜流石バレーオタク」
△「本当に楽しい〜!ってのはバレー馬鹿2人の方ですよ」
縁下先輩とみた先には例のバレー馬鹿。
日「いくぞ影山!」
影「当たり前だボケェ」
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
25丸(プロフ) - 夏雨さん» ありがとうございますー!!!これからも頑張ります (2021年6月1日 20時) (レス) id: e1efb24384 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - 面白いですwこれからも更新頑張ってくださいれ (2021年6月1日 8時) (レス) id: 1f12b442c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:25丸 | 作成日時:2021年5月26日 2時