ひゃくろくじゅう! ページ10
すると私にナイフを向けながら、みんなの方を向く。
?「そこのお前らぁ…この主人の顔に傷つけていいのか?」
この声に反応して一斉にこっちを見る。
坂本「お前…!!」
?「おーっと、動くなよ?動いたら、この綺麗な顔に傷がつくぜ?」
三宅「Aを離せよ。」
?「お前らが要求をのんだらな」
岡田「要求?」
?「まぁな。…それは後ほど伝えよう。おいお前ら、コイツを連れて行け」
そう言うと、2人の男が両腕を掴んできた。
?「ほら、行くぞ」
「いやっ…!」
井ノ原「A!!!」
何故だろうか。
恐怖のせいなのか、涙が出てきてしまった。
?「大事なお姫様を返して欲しければ、要求を受け取れよ」
会場から出る時、少し振り向いた。
そこには後悔と不安が混じった顔をしたみんなが居た。
…だめだよ。笑ってよ。
そう言うと意味も込めて、私は涙を零しながら笑ってみた。
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ぷぅ(プロフ) - この作品とても面白いです!更新頑張って下さい! (2016年10月4日 7時) (レス) id: 8dea9a7871 (このIDを非表示/違反報告)
質実剛健 - 残りの4人はないですか? (2016年8月21日 16時) (レス) id: 5056a9ef21 (このIDを非表示/違反報告)
chiho - 残り4人も早く見たいです!更新お願いします! (2016年8月17日 15時) (レス) id: 45ef6bc236 (このIDを非表示/違反報告)
m - 残り4人一気に読みたいくらい大好きです!頑張ってください (2016年7月19日 16時) (レス) id: 5056a9ef21 (このIDを非表示/違反報告)
彩歌 - とても面白いです!更新、頑張って下さい! (2016年7月17日 13時) (レス) id: d0f10bb862 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奈希** | 作成日時:2016年6月9日 21時