ひゃくごじゅうなな! ページ7
部屋に戻ろうと思い、階段を登っているとき声をかけられた。
「健ちゃん…」
三宅「やっほー!聞いたよ?5人から告白されたんだって?」
「うん…まぁ、ね」
三宅「俺、ライバル多くて困っちゃうなぁー」
「ライバル…?なんの?」
三宅「なんの?って!決まってるじゃん。恋の!!」
「恋の?」
三宅「俺さ、結構前にAに告白したつもりなんだけど…覚えてない?」
記憶を探ってみると、思い当たるものが一つあった。
私がみんなに寝起きドッキリを仕掛けに行った時に、健ちゃんに言われた。
「覚えて、るよ…」
三宅「ほんと!?あー、よかったぁ」
「冗談かと思ってた」
三宅「冗談じゃないよ。俺は、Aほど女の子を好きになった事はない。本気でA好き」
「健、ちゃん」
三宅「考えといてくれるかな??」
「わかった。」
三宅「…ちょっとごめんね」
健ちゃんは私の腕を引き、抱き寄せる。
「健ちゃん?」
三宅「もう少し…このままでいたい…」
「…うん」
どれくらい抱きしめられてたのかは分からないけど、長い時間抱きしめられた事は確か。
健ちゃんと離れて自分の部屋に入り、冷静になって考える。
6人に一気に告白された。
もちろん。想い人からも。
「私も…勇気を出さなきゃな…」
あの人に想いを伝えなければ。
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ぷぅ(プロフ) - この作品とても面白いです!更新頑張って下さい! (2016年10月4日 7時) (レス) id: 8dea9a7871 (このIDを非表示/違反報告)
質実剛健 - 残りの4人はないですか? (2016年8月21日 16時) (レス) id: 5056a9ef21 (このIDを非表示/違反報告)
chiho - 残り4人も早く見たいです!更新お願いします! (2016年8月17日 15時) (レス) id: 45ef6bc236 (このIDを非表示/違反報告)
m - 残り4人一気に読みたいくらい大好きです!頑張ってください (2016年7月19日 16時) (レス) id: 5056a9ef21 (このIDを非表示/違反報告)
彩歌 - とても面白いです!更新、頑張って下さい! (2016年7月17日 13時) (レス) id: d0f10bb862 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奈希** | 作成日時:2016年6月9日 21時