6人の執事。ｰ4ｰ

ひゃくごじゅうよん！ ページ4

あれから1時間…









「はぁ…大体は覚えたかな。」









ふぅ。と一気に体の力を抜く。









するといきなり横から紅茶が入った、ティーカップが出てきた。









？「お疲れですね、お嬢様。紅茶をどうぞ」




「ぷっ…」




？「なんで笑うんだよう！」




「純粋に面白かったからだよ。ごめんね、よっちゃん」




井ノ原「面白いって…ウケ狙ってないよ！」




「あー、紅茶美味しいなぁ」




井ノ原「無、無視！？」




「ごめんごめん(笑)」




井ノ原「プンプン！」




「ぶっ!!あはは、面白い！」









腕を組んで頬を膨らませている姿が、とても幼い子のように見えて、ツボった。









井ノ原「笑いすぎー！」





「だって…！」




井ノ原「むー…」





「許して？」





井ノ原「…じゃあさ…お願いがあるんだけど」




「うん？」




井ノ原「俺と、付き合ってください」




「はい…？」





井ノ原「Aは気付いてないかもだけど、俺はAの事…ずっと、好き。」



「よっちゃん…」




井ノ原「もっと時間が過ぎてから、って思ったんだけど、どうしても伝えたくなって…。返事は、いつでもいいから！」






「うん…」




井ノ原「って、あぁ！坂本くんから逃げてるんだった!!ごめん行くね！」



「逃げてたの！？」





井ノ原「うん！！」









いや、うん！！って…









坂本「いーのーはーらーぁ！！」





井ノ原「うわあぁ！Aまたね！」







「あ、うん…また、ね」









その後、よっちゃんがどうなったのかは知らない

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