運命 (ページ4)

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登坂side

直人「臣ちゃん。どうかした？」

直人さんが耳打ちしてくる。まじか。リーダーにバレてたか。

臣「、、、すいません。俺、あいつみたいな女嫌いなんですよ。容姿だけで男を惹き付けるような軽い女は。あー女って男に泣きつくタイプが多いんで、」

直人「そっかー、、。？」

臣「すいません。」

直人「悪いこじゃないと思うよ。俺は、」

臣「、、、」

俺はあいつみたいな女と関わりは持ちたくない。容姿だけで男を惹き付けるような軽い女とは。俺にはあいつが典型的なそういう女にみえる。

仁夏side

奥平「今？わかったよ。すぐもどるわ。」

仁夏「奥平さん、どうしたんですか。？」

奥平「美春だよ。すぐ来てほしいって。」

遠藤美春さんは奥平さんの同期の女性。
ほんとにきれいで奥平さんと同じぐらい尊敬している方。

奥平「俺だけでいいっていってるし、。すいません。藤堂のことよろしくおねがいします。」

AKIRA「ほーい。まこっちゃんまたねー。」

まこっちゃん？奥平さんってやっぱ何者？

仁夏「じゃあ。あるきなので。失礼します。」

岩田「じゃあ。送ってくわー。誠さんからの責任重大任務でしょ(笑」

大樹「岩さん。遠回りじゃ。」

直人「じゃあ。おんなじ方面の人は？」

健二郎「あれ、臣ちゃんそっちじゃね？」

臣side

健ちゃん、、言ってしまった。

臣「、、、そうかも、」

AKIRA「じゃあお願いしていいか？」

臣「はい。」

岩田「帰り狼になるなよー(笑？」

亜嵐「岩さんがいっちゃダメすよーー(笑」

どっと笑いがおこる。

なるわけねーだろ。この女には、。

俺はこの時、この後に何が起こるのかも想像もしてなかった。

仁夏side

地獄耳かもしれない。
直人さんと登坂さんの会話が聞こえてしまった。おまけに登坂さんに送ってもらうなんて、もうしわけなさすぎる。

私はこの時、この後何が起こるのか想像もしてなかった。