運命 (ページ23)

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岩田side

仁夏ちゃんに電話したら、臣さんと付き合ったことを伝えられた。何でだよ。運命じゃねーのかよ。つーか。運命ってなんだよ。
俺は頭を抱えてうずくまった。

臣side

仁夏とお墓にいって、帰ってくる。

仁夏「臣さん。バイク禁止ですよね。」

臣「すきだけど、禁止だよ(笑)」

仁夏「そっか。私もすきなんですよ。」

仁夏にガレージに案内される。

臣「すげ。」

バイクが何台もおかれている。

仁夏「これが颯兄ので、これ光希姉ちゃんの。
これは弦の。有紀のお下がりつかってるの。
これは私の。松利はもう運転しないけど。結構みんな中心メンバーで」

臣「仁夏も？」

仁夏「んー。そうですね(笑)
はいったときはまだ中２で、まあその時から170近くあったんで、無免許運転してて。今じゃ考えられないですけど、今は弦ちゃんがリーダーをやってるんですけど。上の三人がいなくなって、もう弱くなってきてて危ないんですよね、藤堂で絶対守んなきゃって。(笑)」

臣「すげーな。でも、危ないことはぜってーすんなよ。」

仁夏がにかっと笑って頷く。

俺はいとおしくなって仁夏に後ろから抱きつく。

仁夏「///臣さん。」

仁夏の肩に顎をのせる。

仁夏side

臣「、、離したくない。」

臣さんの甘い声にキュンとしちゃう。

仁夏「///じゃあ、離さないでください。」

臣「ん。」

仁夏「明日、大阪にいってからとうきょうに帰ります。」

臣「仕事あるから、先帰ってる。浮気すんなよ。」

仁夏「それは、臣さんですよ(笑)」

少し生意な気言葉がでる。

臣「言ったな(笑)」

臣さんの舌を首筋に感じる。

仁夏「////。っや、」

臣「でも、俺はもう我慢できねーよ？(笑)」

仁夏「///ちょ、あ、あとで」

臣「あとで？(笑)」

やばいよ。そんなん心臓もたない。

仁夏「花火。」

なんかとっさにでた。

臣「え。」

仁夏「え。」

臣「は？(笑)花火したいの？」

ｸｸｯと臣さんが笑う。

私は頷いた。

仁夏「みんなで花火やろ！」

臣「じゃあー。あれは、お預けで」

仁夏「////、、、意地悪。」

ささやかれて、顔があつくなるのがわかった。