【A3!】ビジネスカップル【皇天馬】

ビジネス3 ページ5

私は家に帰って、すぐにベッドへダイブした。
そしてスマホでニュースを見る。




｢…もう出てるか｣




画面は私と天馬の写真。

この日は喧嘩してたはずなのだが、角度によって天馬が私にキスをしているようになっている。


もう、なんでこんな事に…。






｢……報道されるのなら、もっとイケメンがよかったな｣




とは言っても、イケメンってそんなにいないんだよね。

学校だったら…真澄くんとか万里さん…とか……？




｢…明日学校だけど、面倒くさいことになるなぁ｣







…その言葉は見事的中し、






｢ねぇ、天馬くんとは付き合ってるの？｣

｢美男美女！最高の組み合わせだよ〜｣

｢あーー！俺たちのAちゃんがぁぁぁ｣





絶賛お困りAちゃんです。





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翌日学校に行けばこの有様。

道を歩いているだけでもキャーキャー、ワーワー。




…私こんなにも有名になってたのね。
違う意味で！！！！


どうせアンチとかがブツブツブツブツ言ってるんでしょ…。
はいはい、アンチ様は勝手に言って_____




｢天馬くんとAちゃん、本当に付き合ってたら最高じゃない？！｣


｢他の女と天馬くんが付き合ってたら嫌だけど、Aちゃんなら許せるよね〜｣


｢Aさまの幸せは俺の幸せ……｣






…あれ、信者多い……？





｢(…ちょー面倒くさいやつじゃーん)｣





まだ、公にはカップルだって言ってないし…
質問されたらどう答えようか…。




｢(あー、なんでこんな写真撮られた私……！！)｣





あの日の自分をひどく憎んだ。








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(天馬なんかとカップルとかやっていけんの、まじで………)

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