【A3!】ビジネスカップル【皇天馬】

ビジネス12 ページ15

｢ちょ、この人なんなの天馬｣


｢知らねーよ。しかも、コイツ次共演するやつなんだよ｣


｢え、この前言ってたキスの相手？｣


｢____ちょっとなにコソコソしてるわけぇ？｣






どうやら、この人が天馬が言う次の共演者らしい。

いわゆる、こいつのせいで私と天馬が付き合うハメになった訳だな。




うん、許すまじ。




｢あの___｣


｢末成さん、準備お願いしまーす｣


｢………はぁ〜いっ！｣




末成さんは１回こっちを睨むと、ぴょこぴょこしながら準備に向かっていった。




｢…なにあれ？ちょー面倒臭い｣


｢正直俺もだ。｣


｢えーなに奇遇ー｣





まぁ、確かにアイドルやってるから顔はまぁまぁ可愛い。

でも、あれは性格悪いね。うん。

天馬が苦手っていう訳わかるわ。




｢まぁ、天馬。君はそういう運命だったんだ………ぶふっ｣


｢おい、何笑ってんだよ｣





・


・




(可愛そうな天馬。あんなのに好かれて……ぶふっ、へっへっ)


(…笑い方どうにかしろよ)

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