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翌日。

未だにここが平行世界だという事にちゃんと理解出来ないまま、朝を迎えた。


いつも通りにAの家に向かって、いつも通りに並んで登校している。





「ふぁぁぁ、ねみ。」


「ふふ、万里の事だから夜遅くまでゲームしてたんでしょ」


「…あー、まぁな。」







本当は違ぇけど。





「そういえば、受験勉強の調子はどう??」


「よゆーよゆー」


「万里の言う、イージーモードっていうやつ?」


「ちょっと馬鹿にしてんだろ」


「してないよ!!っ、ちょ、ほっぺつねらないでっ」





久しぶりにAとこういう会話をすることができて、謎の優越感を覚えながら教室に向かった。








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(すき。)

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作者名:蒸田。(むしだ) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年4月30日 23時

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