地味子＝美少女 2nd (ページ15)

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46 回想ページ15

梨紗｢あんた、入院してたんだってね。笑
自業自得よ。｣

梨沙が小声で言ってきた。

女｢そうよ！梨紗が廉くんと付き合ってたのに、取るようなことしてたから！｣

すると、前までは私の友達だった、今はすっかり梨紗の見方の子が大声言ってきた。

え？私が梨紗から廉を取った？

『ちょっと待ってよ……！』

女｢はーい、言い訳は聞きませーん！｣

だって、私と廉は、梨沙が転校してくる前から、付き合ってたってみんな知ってるはずなのに！

私の言いたいことを読み取ったかのように、話し始める。

女｢梨紗が転校してくる前から梨紗と友達だったんでしょ？で、梨沙が廉くん好きなの知ってて付き合い始めたんでしょ？｣

知らないし……

梨紗は、転校してきてから、私を助けてくれて、、、

みんなも、それを知ってるはずなのに、、、

そこに、タイミング良く、教室の前を廉が通った。

私は急いで廉の元に近づき、

『廉！嘘だよね？梨紗が言う事全部！私と別れるって言ったのも全部！ねぇ！嘘だよね？！』

廊下に響くような大声で、廉に、話しかける。

でも、廉は、

廉｢あんた誰？｣

と、バカにするように微笑みながら、言ってきた。

その後、周りには聞こえないくらいの声で

廉｢Aは顔がええから、付き合ってただけやし。こないだもいったやろ？Aと付き合うと俺の株も上がるねん。笑｣

廉｢まあ、でも、もう飽きたんよ。ホンマに。｣

廉｢せやから、2度と俺の前に現れんといて。｣

いつもより、低い声で、冷たく言い放った。

でも、どこか悲しそうな。

どうして、そんな顔をするの？私が嫌いだから振ったんじゃないの？

なんで、悲しそうな顔をするの？

……やめてよ。

振るんだったらもっと、酷く、最低になってよ。

私のこと嫌いなら、大嫌いって言ってよ

私に飽きたなら、今の私の話も全部無視してよ……

私が嫌いなら……っ