彼女ってやつ【月島蛍】

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【LINE】






あれから、３日たった。






部活を全部休んでしまった。



いつものように、月島くんと山口くんが毎日迎えに来てくれていたけれど




行かなかった。





コンコン




ガチャ







、







A｢…なにしにきたの、鉄兄さん｣



黒尾｢睨むなよ、今日も２人がきたから伝えにきたの｣



A｢…先に行ってもらって｣



黒尾｢…そろそろ、行ったらどうだ？｣




わかってる。


わかってるけど、今月島くんや烏野の皆にあったら絶対に泣いてしまう。




鉄兄さんは、こっちの引越しと一緒に帰るため２日後の引越しまでここにいるらしい。






A｢…遅れて行くから｣


黒尾｢それ昨日も聞いた。まぁいいや、飯できてるから気が向いたら降りてこいよ｣



バタン






気なんて向かない



あの日からもう1度もLINEを開いていない。



…きっと、通知たまってるんだろうな。







、









、






…月島くんからも、来てるかな




そんな、少しの期待を抱き

あまり気乗りはしないが机のうえに置いてあるスマホに手を伸ばした。





A｢…げ｣




通知の数は215

仲の良い人しか追加していない私のLINEでこの数は異常でしかない。



通知の大体の数を占めていたのはまぁ、当然だがバレー部のグループと個人



日向くんと西谷先輩がすば抜けて多い。


この2人だけで100を超えている


恐ろしい。








、









徐々に下にスクロールしていく









、








A｢…あ｣








、









、









見つけた『 月島蛍』の文字








、









、









、









、














、









A｢…はは、バカみたい｣









、









、









期待した、何かしら送ってきてくれているって






けど







月島くんからの通知は０だった






ポタ




A｢…うっ…ふぅ…うぁ…、…｣








、









本当にダメなんだ






、







もう、ダメなんだ




そう思ったら、目から涙が止まらなくなって








ベットの中で声を殺して泣いた。

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