ひゃくいちわ。 ページ29
*△▽
徹に連れられて、バレー部の部室に来た
当然だが、文化祭の最中だ
誰もいない。
A「なに?」
徹は微笑んで、私をベンチに座らせた。
そして、私の手を握り
目線を合わせるためにしゃがんだ。
真剣な表情
どうかしたのか
、
、
、
、
及川「……俺は、Aがマッキーを好きでも良かった。
いつか、忘れてくれれば。そばにいてくれるだけで良かったんだ。」
ゆっくりと口を開いた徹の言葉がよく理解出来なかった
A「…と、徹…?何言って…」
そこで、
気がついてしまった。
及川「…………けど、」
徹の目にたまった涙に。
____ポタ
及川「……限界かも…ッ、…俺も……、Aも………」
A「____ッ!!!!」
泣いている徹を
初めて見た。
私の想いが、徹をこんなにも追い詰めていたんだ。
、
苦しめて、
傷つけてきたんだ。
、
、
、
この想いは
終幕を迎える。
、
A「……夏祭り、楽しかった。」
及川「うん」
A「夏休み、たくさん出掛けた事、全部全部楽しかった。」
及川「うん」
A「好きって言ってくれて、嬉しかったよ。」
及川「うん」
A「泣かせて、…ごめんね」
ギュッ
ごめんね、
ごめんね、徹。
、
、
、
、
A「ありがとう、ごめんね。」
、
「「別れよう」」
一度離してしまったら
もう二度と握ることは出来ないこの手
及川「…ねぇ、A。俺のこと好きだった?」
うん。
A「ちゃんと、大好きだったよ。」
「バイバイ。」
誰かを傷つけない恋なんてあるのかな。
誰もが必死にあがいてもがいて
恋は人を弱くして
そして、強くする。
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ココノ(プロフ) - ま、松川…最後の松川で号泣しました。かっこよすぎですね…もう今日から松川推しです。。゚(゚´ω`゚)゚。 (2018年9月7日 15時) (レス) id: d4c8185b59 (このIDを非表示/違反報告)
犬猫 - まっつうううん…。°´д`°。イケメンすぎじゃないですかぁ…()このお話大好きです…!なきかけました、まっつんとマッキー大好きよ。 (2016年11月5日 20時) (レス) id: ac6fcf0b92 (このIDを非表示/違反報告)
更音 - まっつんのイケメン振りに腰が砕けました○ (2016年11月4日 0時) (レス) id: 8fce01b43a (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - めちゃ感動しました。このお話大好きです!恋愛…それは嬉しくて、苦しいもの。この小説に、たくさん詰まっていました!!これからも応援してます (2016年8月21日 5時) (レス) id: 56602a1313 (このIDを非表示/違反報告)
未亜 - お疲れ様でした!この小説大好きです! (2016年7月29日 20時) (レス) id: adfde2f2ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はるひょ | 作成日時:2016年6月27日 17時