きゅうじゅうよんわ。 ページ22
＊△▽
花巻に手を引かれて
たくさんはしって
私の息が切れたのは体育館の裏
A｢は、はなま、き…｣
精一杯の声でそう言うと
花巻は肩で息をしながら立ち止まった。
二人の間に沈黙が流れる
そりゃそうだ、私はなんで今この状況にあるのか1ミリも理解出来てない。
ただ、わかるのは
今にも私が泣き出しそうだってこと。
理由は
わかんない。
文化祭の賑わいが少し遠くで聞こえる中
花巻はゆっくり振り返って、私を見た。
A｢…な、なんで………｣
今の私にはこの言葉しか見つからなかった
花巻｢………わからない…、………｣
A｢…はぁ！？そんなの私だって……｣
ギュッ
“私だってわからない”
そう言おうと思ったのに
私は言葉を失った。
、
、
抱きしめているのは花巻
抱きしめられているのは
私。
花巻｢……春野、俺……
お前が…｣
ドンッ
、
花巻が口を開いた瞬間
私は花巻を突き放した
何を言ったのかはわからない
けど、なんだか
聞いてはいけない気がするんだ。
、
ポタッ
花巻｢！！｣
A｢なにしてんの、花巻…｣
とまれ私の口
A｢花巻には、咲良がいるでしょう……？
なのに、なにしてんの…？
なんで…ｯ
なんでいつも花巻は！！！
私の気持ちをめちゃくちゃにするの！？！？
どうして…ｯ！？私は…ｯ
私はちゃんと、徹の事を好きになろうと思ってたのに…ｯ！！！！！！！｣
だめだ
ダッ
花巻｢春野…！！｣
、
口に出してはいけない事だったのに
私は、やっぱり変われない。
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ココノ(プロフ) - ま、松川…最後の松川で号泣しました。かっこよすぎですね…もう今日から松川推しです。｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2018年9月7日 15時) (
レス) id: d4c8185b59 (このIDを非表示/違反報告)
犬猫 - まっつうううん…。°´д`°。イケメンすぎじゃないですかぁ…()このお話大好きです…！なきかけました、まっつんとマッキー大好きよ。 (2016年11月5日 20時) (レス) id: ac6fcf0b92 (このIDを非表示/違反報告)
更音 - まっつんのイケメン振りに腰が砕けました○ (2016年11月4日 0時) (レス) id: 8fce01b43a (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - めちゃ感動しました。このお話大好きです！恋愛…それは嬉しくて、苦しいもの。この小説に、たくさん詰まっていました！！これからも応援してます (2016年8月21日 5時) (レス) id: 56602a1313 (このIDを非表示/違反報告)
未亜 - お疲れ様でした！この小説大好きです！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: adfde2f2ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるひょ | 作成日時：2016年6月27日 17時
