きゅうじゅうさんわ。 ページ21
＊△▽
そっからの告白大会というもの、
男子がでてきたり、女子が出てきたり
カップルが成立したり、玉砕したり。
様々な盛り上がりで進んでいったが、私は黙って見ていた。
松川｢どうした？気分悪い？｣
A｢え？あ！大丈夫だよ！｣
岩泉｢なんかあったらいえよ？｣
A｢おっけおっけー！笑｣
そんな、告白大会も終盤に差し掛かった時だった。
『 ３年６組の春野Aさんです！！』
、
……ん？
松川｢え！？｣
岩泉｢は！？｣
及川｢なっ…！｣
A｢……はぁぁ！？｣
え？聞き間違い？
私の名前呼ばれた！？！？
司会｢壇上にお願いします！｣
松川｢まじかよ！ほら！春！｣
A｢え！？ほんとにわたし！？｣
岩泉｢ほかに春野Aなんていねーだろ(笑)｣
まさか、この告白大会が自分に関係あるなんて思っていなくて
まさか、自分の名前があがるなんて思ってなくて
ぎこちない足取りで壇上へ上がった。
みんながみてる。
松も、はじめも
真魚たちも、
徹も
花巻と咲良も＿＿＿＿
坂井｢俺、４組の坂井駿っていいます！その、笑った顔とか、ずっといいなって思ってました！
もしよかったら、俺と付き合ってください！！！｣
頭を下げ、手を差し出す坂井くん。
盛り上がる会場に
飛び交う歓声と、冷やかし
早くなる鼓動
A｢えっと、その…｣
坂井｢だめっすか！？｣
A｢えっと、いや…｣
どうしよう
こんなの慣れてないし、それに私は徹と付き合ってて
けどなんて言えばいいの？
ドクン
ドクン
どうしよう
どうしよう
及川｢ちょっ、Aは…｣
どうしよう
、
、
パシッ
、
A｢…え｣
、
俯く私の手を掴んだのは
咲良｢ちょっ…｣
、
A｢……は、花巻｣
花巻だった
ダッ
そのまま走り出す彼に手を引かれ、壇上から駆け下り会場から逃げた。
、
＿＿＿＿ねぇ、花巻
なにしてるの………？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 451人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ココノ(プロフ) - ま、松川…最後の松川で号泣しました。かっこよすぎですね…もう今日から松川推しです。｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2018年9月7日 15時) (
レス) id: d4c8185b59 (このIDを非表示/違反報告)
犬猫 - まっつうううん…。°´д`°。イケメンすぎじゃないですかぁ…()このお話大好きです…！なきかけました、まっつんとマッキー大好きよ。 (2016年11月5日 20時) (レス) id: ac6fcf0b92 (このIDを非表示/違反報告)
更音 - まっつんのイケメン振りに腰が砕けました○ (2016年11月4日 0時) (レス) id: 8fce01b43a (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - めちゃ感動しました。このお話大好きです！恋愛…それは嬉しくて、苦しいもの。この小説に、たくさん詰まっていました！！これからも応援してます (2016年8月21日 5時) (レス) id: 56602a1313 (このIDを非表示/違反報告)
未亜 - お疲れ様でした！この小説大好きです！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: adfde2f2ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はるひょ | 作成日時：2016年6月27日 17時
