声のでない私と隆平くん (ページ4)

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亀裂ページ4

今日は、部活とかの朝練をしてるのか

生徒が少なかった

そして、同じようにﾗｲﾝで会話をする

ひかりAってさ?丸山の事、どう思う?

Aえー?普通かな?

ひかりまじで?!私が見たなかで、そういう女子始めて聞いたかも!

Aそうなんだ?(笑:#85E249)

こんなﾗｲﾝを続けてると、ひかりがトイレに行った

暇だなぁ

ボーッと遠くの山を見つめる

私は元々声は出ていた

ある“きっかけ„で、声がでなくなった

自分１人、惨めだなぁ

このトラウマは、一生消えることは絶対ない

丸｢それでな？鮭がもうパンパーン！ってなる夢見てん！｣

大｢ｱｯﾊｯﾊ！なんやねんそれ(笑)｣

あれ確か、丸山くんだよね？

て言うか、背の高いノッポさん誰やろ

一年生か

丸｢あ！Aちゃん！おはよー！｣

不意に声をかけられてどうすればいいのかあたふたしてしまう

そんなﾌﾟﾁﾊﾟﾆｯｸを起こしてる私を見て丸山くんがｸｽっと笑った

丸｢そんな驚かんでもええやんー(笑)声出ないくらいビックリした？｣

ﾋﾟｷｯ

頭のどこかで音がした

徐々に怒りのボルテージが上がってくる

爆発するその時、誰かが頭を叩いた

相｢おい、なにいってんの？Aの事、いじめるんか？あぁ？｣

丸｢イジメ！？何でそうなるんよ！｣

相｢声でないの、バカにしてんじゃねえよ！｣

丸｢あーーー！そうだった！ごめんね！｣

大｢なにしてるん丸(笑)｣

わざとじゃない事が分かったから、メモ欄に文字を入れる

『全然大丈夫だよ！普通にその反応は正しいから(笑)
　それと、おはよー♪』

これを見せると、床に倒れこんだ

丸｢よかったぁ…次からは気を付ける！｣

松｢(ｺｸﾝ)(⌒‐⌒)｣

大｢丸ちゃんめっちゃ間抜けな顔やん！爆笑
　あ、俺、大倉忠義です♪｣

今気づいた

お顔がとんでもなく整ってる

アイドルスマイル、私でもドキッとした

丸山くんのふにゃーとした笑顔も私は好きだけど‼