声のでない私と隆平くん (ページ25)

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幸せページ25

丸｢Aちゅわぁ～ん♪｣

｢なーにー？｣

丸｢んふ(笑)好きっ！｣

｢私もすき(ｷﾞｭｯ｣

まだ声が出て少ししかたってないから大きい声は出せない

起きたあとシャワー浴びて、ゆっくりとくつろいだ

人の家にお邪魔してるから抵抗があるんだけど、、、

それを隆平くんに言ったら

なんやねんーー！偉いなぁ！って

またハグされておでこにキスされた

激甘だなぁ、、、私、溶けそう(笑)

丸｢僕なぁ？大倉にいつも馬鹿にされるねん
　年下やからて生意気な！シャケっ！｣

｢何でシャケ⁉(笑)｣

そういう割には嬉しそうだけどね

丸｢あーーけど、亮ちゃんはホンマに怖いねんもん(汗)
　たまに立場逆転できるんやけど………｣

｢年上なんやからぁ｣

丸｢いややぁ～！何されるか分からん！｣

子供っぽかったり

丸｢すばるくんのこと、マジでかわええなって思ってん｣

｢……………………｣

もしかしてアッチ系なのかい？隆平くん

そう思って心配したのと、すばる先輩に対する僅かな嫉妬が入り交じったとき

丸｢でもでも！一番はやっぱりAちゃんが一番好き！｣

｢あぁよかった、、、アッチ系かと思っちゃったよ(汗)｣

さすが、期待を裏切らない隆平くん

今の言葉を求めてたんだなぁ(笑)

丸｢一旦、Aちゃんの家行って、着替えてから
　デートせーへん？｣

｢する！行きたい！｣

丸｢着替えるから待っといてぇ？｣

｢はーい｣

不意に、この思いが胸をよぎった

自分は、かわいい方に入らない

対して可愛くないのに

隆平みたいなイケメン王子が私に告白してくれた

遊びじゃないよね？ハジメテを授けたんだもん

大丈夫だよね？………大好きって思っていいのかな、、

って、何考えてんだバカヤロー

丸｢おまたせっ！行こう！｣

｢うん！｣

手をさしのばされて繋いだ手は

大きくて、暖かかった