なんで? ページ13
隆平side
今日もAちゃんとお話ができる!と
心がパァーーン!で学校に来た
真っ先にくるのは、興味のない女の子
僕はAちゃんとお話したいのにぃ
けど、こんな性格だから断れない
そして、今度こそおはよう!と言おうとしたとき
ある一人の女子が言ってきた
女子「ねぇねぇ、隆平君、松沢さんてねぇ?
男突っ掛けてるんだよぉ?」
一瞬言葉を失った
あのAちゃんが?
恐る恐る見ると、顔は青白くなっていた
他の男子も信じられない‥‥見たいな顔
そして、ひかりちゃんはマジギレ
女子「あれぇ?声が出ないってことはぁ、肯定?あ、そっか!
元々声が出ないんだったねぇ?」
女子「それに付き合っている隆平君とひかりちゃんかわいそう〜
この女なんて所詮障害者なんだから」
その嘲笑うかのようにして発した言葉に、さすがの僕もキレて
口を開こうとしたとき
━━━━バシンッ!
ざわめいた教室が、水を打ったかのように静まり返った
ちらほらと野次馬もいた
叩いたのは、ひかりちゃん‥‥‥ではなく、Aちゃん
女子も当然ポッカーンとしてる
血走った目で、けど、どこか泣きそうで
思わず抱き締めたい衝動に駆けられた
すると、Aちゃんは肩を押して、太ももを蹴った
ひかりちゃんは、案の定止めにかかってる
そして、涙を溢しながら鞄を持って教室を出ていってしまった
相「ちょっ!A⁉」
女子「なんで‥‥叩かれた?」
安「‥‥あんたのせいや」
一際低い声が聞こえて振り替えると
三馬鹿、ヤンマー、大倉の姿があった
その目は、背筋がゾクッとするくらい冷たかった
横「調べたん。お前のこと」
渋「お前悪いなぁ?」
村「バレへんとでも、思うたか自分」
安「ほんっま、どうなってもええん?」
錦「俺の好きな人に!」
息なりの亮ちゃんの告白に
ビックリした
待って、三角関係‥‥‥‥?
大「ちょ、亮ちゃん!告白⁉」
錦「けど、丸に譲る」
丸「‥‥‥‥ふぇっ?!?!」
錦「好きな女、ほっといてどうすんねん!
はよいけや!」
丸「‥‥‥ありがとう、亮ちゃん」
錦「はよ行け!鮭!」
丸「おん!鮭、行ってくる!」
待っててな、Aちゃん
俺が、手を差しのべるから‥‥‥‥‥
111人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ