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A「……着替えたい」

葵「本当に剣城君?」

音「そうよ」

狩「け、化粧ってすごいんだね」

音「その逆よ、Aちゃん化粧でこの顔を隠してたみたいなの」

A「隠してません、ただ……あの方がかっこいいかと思って」


そういうAの頭を音無は撫でた


A「撫でないでください!!」

瀬「それにしても…随分と可愛くなったもんだな」


瀬戸にも撫でられ何も言えなくなるA


天「でもなんで急に…」

音「Aちゃんのお兄さんが、ちゃんと制服着てるAちゃんが見たいって」

全−音A「「「あー……」」」

A「なんだよ!!」

天「剣城お兄さん大好きだもんね」

A「……着替えていいか」

狩「せっかくだし今日1日それでいれば」

A「…」

円「おーいお前達、全員揃って……剣城!?」

鬼「!?」

音「見てください、お兄さんに見せるためにきてくれたんです」

鬼「その、なんだ…似合ってると思うぞ」

円「そうだな!」

A「……(脱げねぇ)」

円「そうだ、お前達に話があってな」

天「なんですか?」

狩「またいきなり合宿とか言いませんよね」

円「安心しろ、今回は違う」

A「…今回は?」

円「新しい仲間が増えるって話だ!!」

信「新しい仲間!?」

天「誰ですか!?」

A「……着替えてくる(嫌な予感が)」


着替えようとその場から逃げようとするAの腕を誰かが掴んだ


白「何処に行くんだ剣城!!」

A「……やっぱりお前か」

天「新しい仲間って、白竜!?」

白「そうだ!!」

信「うわー嬉しいよ!!また一緒に戦えるんだね!!」

狩「昨日の今日って、もう前から決まってたとか」

白「それにしても剣城、似合ってるぞ!!」

A「手を離せ!!」


白竜がAの手を掴んだまま言う


茜「白竜君、またAちゃん口説いてる」

天「え、また?」

茜「でも昨日はプロポーズ」

天「ちょっと白竜いい?」

A「先輩、誤解されるようなこと言わないでください!!」

茜「だって見たもの」

天「白竜説明してくれる?」

白「そのままの意味だが?」

A「……(着替えよ)」


天「あれ、剣城は!?」

霧「お前達が騒ぐから着替えに行ったぞ」

天「剣城待って!!」

茜「手遅れ」

白「…何故着替えるんだ?」

瀬「お前…」

第2話 【バスジャック】→←⚽



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作者名:ナナシ | 作成日時:2023年10月5日 1時

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