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頬に赤が跳ねる
白「…つる、ぎ？」
A「い"……っ"…!!」
咄嗟に白竜を庇うように出たAの左目を、呪霊の手が掠めた
そしてそのままの勢いで後ろへと2人は倒れる
白「剣城!!剣城!!」
A「に、げろ…は、くりゅ」
左目を押さえ言うAの元に呪霊が佇む
天「剣城!!白竜!!」
白「＿っ」
A「ばか…逃げろっ」
白竜は動けないAを庇うように抱き締めた
？「随分と派手にやってるね」
？「言ってる場合ですか!!!」
A達の前に立つ男の寸前で、攻撃が止まった
天「誰？」
A「ご、じょう…さん？」
五「大丈夫？…って、大丈夫じゃないか」
A「…天馬達を」
五「まっかせなさい、僕最強だよ？こんなのすぐに終わる」
その言葉通り一瞬で呪霊は消し飛んだ
？「おい大丈夫か？」
A「…恵」
伏「…おいあんた、今すぐ医者の戻へ運ぶから離せ」
白「…本当に医者の所だろうな!?」
伏「嘘言ってどうするんだよ」
五「早くしないと傷跡残っちゃいそうだし、一緒に連れてっちゃおうか」
伏「は!?」
五「じゃ恵、説明よろしく」
伏「待ってください、なんで俺が＿＿」
伏黒が言い終わる前に五条は白竜事Aを連れて高専へと飛んだ
伏「…ほんとあの人はぁ」
音「あ、あの」
伏「あぁすみません、俺東京都立呪術専門学校1年伏黒恵です」
天「剣城は…大丈夫なんですか!?」
伏「安心してください…怪我を治せる術師の所へ五条先生が運んだので、すぐ良くなると思います」
天「…良かった」
音「あの、詳しい説明を頼めるかしら」
伏「元々その予定ですので、場所を変えて話しましょうか」
in高専
五「梢子〜この子見てあげて」
家「その子が例の子か？」
未だAを離さない白竜に抱えられて意識を飛ばしてるAを見て言う
白「ちゃんと治せるんだろうな!!」
五「だってさ梢子」
家「当たり前だ…そのために私はいるんだからね」
五「さ、出てった出てった」
白「あ、おい!!」
白竜を部屋から出した五条に家入が口を開く
家「傷跡は残らないようにできるけど…この子、左目は手遅れだぞ」
五「ならあれ使っちゃって」
家「……勝手にいいのか？」
五「いいも何も僕がいいって言ってるんだからいいたんだよ」
家「わかった」
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作者名：ナナシ | 作成日時：2023年10月2日 3時
