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第7話 ページ8

真「兄さん」

A「なんだい?」

真「兄さんは……人を、殺したことがあるのか?」


その問いに、少しの間を開けて答える

A「ある」

真「!」

A「って言ったらどうする?」

真「そ、れは」

A「真昼……呪術師は非術師を守るためにある、もちろんその法律も…、誰かがやらなければならないんだ」

真「……」

A「ま、今の上層部は腐ったミカンのオンパレード……あんなのさっさと"殺してしまえばいい"……のにね」


少し困ったように笑う

そして御園に向き直る


A「やぁこんにちは、城田A……真昼の義兄だ、真昼と仲良くしてくれて嬉しいよ」

園「あ、あぁ……有栖院御園だ」

A「じゃあ御園君の後ろに居るのが君のサーヴァンプ?」

園「あぁ、リリイだ」

ク「ちなみに蝶だぞ」

A「!」


瞬く間に真昼の肩に飛び乗る


園「!?」

真「兄さん虫嫌いなんだ」


しょんぼりとするリリイ


A「僕の前で、ならないでくれ」

リ「大丈夫ですよ、なりませんから」


自己紹介をされていく


A「そういえば」


ロウレスの紹介が終わったあとつぶやく


A「前、蛇にあったんだが」

リ「あぁ、それなら……ここに」


机の下にを指さす


ジェ「……」

A「誰だろうとは思っていたが……そうか」


かがみ手を差し出すと蛇の姿になったジェジェがAに巻き付く


リ「おや」

真「めずらしいな、なんか」

園「貴様何をしたんだ?」

A「小学生に振り回されてるのを助けただけだが?」

園「……」


御園がリリイを見た

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作者名:ナナシ | 作成日時:2023年5月28日 1時

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