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第3話 ページ4

店に入ると、店員がAの首元を見て口を開く


梓「あら、その蛇」

A「知ってるんですか?」

梓「えぇ、よく来てくれる人が連れているんです」

A「なら此処に預けても?」

梓「はい、大丈夫です」


蛇を預けようとするがAから一向に動かない


梓「あら、気に入られたみたいですね」

A「……」


仕方ない、と席に座り注文をする

テーブルに置かれたハムサンドを少しちぎり避ける


A「食べれるだろ?」


そのと言葉を聞きスルスルと机におりて食べる


A「伊地知さん、最近はどう?」

伊「そうですね……いつも通りですね」

A「ま、僕といる時は楽にしてよ……あのバカで大変な目にあってるんだから」


そういうと伊地知は尊敬の眼差しを向ける

そして食べ終わりそろそろ店を出ようかと考えた時、店の扉が空く


梓「コナンくんおかえり」


入ってきたのは小学生


A「もうそんな時間か……いこうか」

伊「はい」


Aは腕に巻き付けた蛇をカウンターに降ろす


A「お会計を」

伊「Aさん、ここは私が」

A「いーのいーの、ここは奢られてください」

伊「ですが」

A「運転代ってことで」


そういいお会計を済ませる

店を出る時、2つ分の視線が背に注がれた気がした






コ「ねぇ梓さん」

梓「なあに?」

コ「あの人……」

梓「あぁ、この蛇を連れてきてくれた人なんだ、それがどうかした?」

コ「いや、真っ黒だなぁって」

梓「あぁ、アレ……制服だと思うよ」

コ「制服?」

梓「よく似たような感じの服着た子達が来るから、聞いてみたの……みんな個性的な制服だったから」

コ「ふーん」

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作者名:ナナシ | 作成日時:2023年5月28日 1時

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