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☆3 ページ3

あの日から四年。

あたしは鬼殺隊にいた。

何故かって…。

鬼も、あの九人の鬼狩りにも怒りが収まらない。

逆にどんどん怒りが湧いてくる。

だから、本当はどうするかなんて決めてない。

でもこのまま普通に過ごすなんて無理。

お母様のいない暮らしに、灯りが点くわけない。

何にもしないより、鬼もあの九人の鬼狩りがかかわっている場所で生きていく。

「……。」

でもやっぱり嫌な場所にいると嫌な事は必ず起こるわけで…。

館「A、入っておいで。」

鬼殺隊で信用できる内の一人、お館様に呼ばれて襖を開ける。

そこにはあたしを見るお館様。

そして庭には九人の鬼狩りがいた。

そう、あの日の九人の鬼狩りが。



『”初めまして”。この度、星柱になります。成宮Aです。まだ何も分からない身ですがよろしくお願いします。』

嫌だ。

誰がよろしくお願いしますだ。

よろしくなんてしたくない。

関わりたくない。

お館様…どうすれば…。

館「みんな、Aに優しくね。」

そう言うお館様にあたしはホッとする。

あたしは胸を撫で下ろし、もう喋らなくていいと安心した。

そして色々と話は進められて、今回の柱合会議は終了した。

お館様から前々、柱の仕事は聞いてるからこのまま帰れる。

館「A。」

『?お館様?』

名前を呼ばれて、お館様の方を見ると不安そうな表情のお館様。

目と目の周りは病で見えなくなって痛々しい。

館「対立違反にならないようにね。怪我はダメだよ。」

『…はい。』

どうしてあたしにこれを言ったのか分からない。

でもあたしはお館様の目を見て頷いた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , , かまぼこ隊   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:RINA | 作成日時:2020年10月18日 21時

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