【wrwrd!】人間だったって魔ジ？【４】

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うん、なんこれ？大先生間違えてね？どっかの軍で歌われてんじゃねぇのこれ？ほら、見て？ケロちゃんも何この曲みたいな顔してるよ？

ｚｍ「歌詞めちゃくちゃ物騒なんやけど…」

ｓｈａ「妙に耳に残るメロディやな…」

『いやほんとそれ。これホンマにアクドルの曲なんか？って、泣いてる？！』

ｕｔ「この曲はな…一見物騒やけどソロデビューしてグループを脱退した元メンバーのカオリンを想って作った応援曲やと僕は考察してんねん…」

ｓｈａ「ええ…絶対違うやろ…」

ｕｔ「特にこのAメロが…」

『わからんわからん、え？ここAメロ？』

ｋｒｋｌ(うーん…やっぱり地下の文化は独特ね。私のステージとは世界が違いすぎて…)

ｕｔ「いや〜でもさ、僕らしがないファンが応援して少しずつ人気が出て…もし将来的に魔苦針ドームみたいなでっかい会場でライブするようになったら《僕の女もビックになったな…》て感動できると思うねんな…！」

『いや、お前の女ではない。』

ｋｒｋｌ(………そっか。そうよね…メジャーだろうが地下だろうが応援してくれるファンの気持ちには決して優劣なんてない…アクドルが好き。そのただ純粋な思いが私たちアクドルをもっと輝かせてくれる。)

ｅｒ「あらもうこんな時間！そろそろ戻りましょうケロリちゃん。」

ｋｒｋｌ(どんな形であれ、アクドルを応援してくれてありがとね。あなたたちににっこり花丸あげるわ。)

ｚｍ「…ん？今なんかあの子に鼻で笑われた気がしたんやけど…なんで？」

ｓｈａ「大先生のオタクっぷりが気持ち悪かったんちゃうか。」

『いや草。』

ｕｔ「なんでじゃい！！」

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