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知念side
今日は体育祭の係決めと種目決め。
最初は種目決め。
先生「じゃあまずはーとりあえず皆がわりとめちゃめちゃ嫌がるリレーからー」
うちの学校は学年対抗。
だから慣れてない1年生はわりと不利。
山「ねぇねぇゆうてぃー」
僕の隣の席の涼介が
反対側の隣のゆうてぃーに
話しかける。
中「ん？なに？」
コソコソ話しててよく聞こえない。
けどちょっとだけ聞こえた。
山「俺さ、リレー出ようかな」
中学の頃からリレーに嫌々出ていた涼介が
まさか自分から出ようかな、なんて
僕にとってはありえないこと。
中「いいんじゃない？でもどうしたの？」
山「だって＿＿＿もリレー出るでしょ？」
全然聞こえなかった。
誰かがリレー出るから
涼介も出るってこと？
中「出る出る」
ゆうてぃーが出るって言ってるってことは
ゆうてぃーが出るから涼介も出る？
先生「＿＿というわけで、うちのクラスのリレーは1番中島裕翔、2番岡本圭人、3番山田涼介、アンカー知念侑李で決定になりましたー。お前ら幼なじみだしまぁ気楽にな。」
ん？アンカー僕？え、ちょっと待って待って
どういうこと？僕いつもアンカーじゃないのに
いつもアンカー涼介なのに
知「涼介！アンカー変わってよ！」
山「え！無理だよー！てか実際体育で100mはかった時知念の方が早かったじゃん笑」
知「いや、でも…」
岡「ちぃちゃん、頑張ろう」
えー…
涼介がリレー走る理由も分からないし
なんか僕アンカーだし
頭がこんがらがりそうで仕方ありません。
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作者名：ちいたか x他1人 | 作成日時：2019年1月30日 16時
