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《14》 ページ15



知念は意外と鋭い。
だからもう薄々勘づいてる、、、
気がする、、、



知「、、、山の話したの、理由があるんでしょ?あの涼介が思い出話するんだもん。」



やっぱり、知念には全部お見通しか。



山「うん。知念、中学の時からずっと言おうと思ってたことがある。」


知「うん。」



部屋が静寂に包まれる。

やっぱりちょっと気まづい。

それでも知念は


俺の前に座って


俺の目を見て


俺の言葉を待っていてくれてる。

1回小さく深呼吸をして

言うことを頭の中でまとめた。



山「俺、前からずっと、知念のことが好きです!」


知「涼介、、、僕は、、、」


山「知念!」


知「はいっ」



知念のことを強く呼ぶと
知念がビクってなった。



山「返事は、、今じゃなくていい。知念の頭の混乱が解けて、ちゃんと考えてからでいい。それまでいつまでも待つから。だから、、、」


知「、、分かった。返事は今はしない。でも、僕のペースで考えて僕のタイミングで返事する。いい?」


山「もちろん!」



言えた。

ずっと言いたくても
言えなかったこと。


返事は今じゃないから
ちょっとほっとしてる。


だって今返事ちょうだいって言ったら
ほぼ絶対返事は

”ごめん”


だからこれでいい。


知念が真剣に考えてくれてる間、
知念の俺に対する気持ちが


”幼なじみの涼介”

から

”1人の男としての涼介”

になるように、




全力を尽くすだけ。








知「ありがとね、涼介。僕のこと好きって言ってくれて。」


山「ううん。俺こそ聞いてくれてありがとう。」


知「僕、涼介が頑張って言ってくれた分、これ以上の答えは出ない!ってくらい考えて返事、するね」


山「おう。」



俺の一世一代の告白。



ゆうてぃーと圭人にも
明日報告しよう。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , やまちね , ゆとけと   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちいたか x他1人 | 作成日時:2019年1月30日 16時

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