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《19》 ページ20
知念side
僕たちは先生を先頭に所定の位置まで走った。
男子は女子と違って200ｍ走らなきゃいけない。
僕はそれが嫌なんだよね。
知「涼介」
山「ん？」
知「あのさ、明日の当日のことなんだけど、、」
パァンっ
涼介に話しかけようとしたら大きい音が邪魔をした。
リレーのスタートのピストルの音。
山「あ、始まった。ゆーてぃー！！」
岡「裕翔1位だよ！」
知「いーから圭人早くスタートのとこ立って！」
岡「ああ！」
ゆうてぃーが1位で圭人にバトンタッチ。
圭人も2位以下の人たちとすごい差をつけてる。
、、、こうなるとさ、
僕抜かされないようにしなきゃじゃん？
こんなにリードしてて抜かされたらさ、
僕泣くよ。
山「圭人！頑張れ！あとすこし！」
岡「山ちゃん！」
圭人から涼介にバトンが渡った。
変わらず1位のまま。
ついに僕の番。
予行と言えど、やっぱり緊張はする。
リードしてると言っても
2位の人とさほど差はない。
知「涼介！あとちょっと！」
涼介が必死に走って繋いでくれるバトン。
ここで僕が止めるわけにもいかない。
からがんばる。
知「涼介！」
涼介がバトンを渡す時に
頑張れって言ってくれた。
僕は走り始めちょっと動揺した。
山「頑張れ！侑李！」
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作者名：ちいたか x他1人 | 作成日時：2019年1月30日 16時
