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中島side
圭人に腕を引っ張られて
知念の部屋を早々に出た
俺と圭人。
中「圭人、なんで部屋出てきたの?」
岡「裕翔、山ちゃんに相談受けてたでしよ?ちぃちゃんのことで。」
ああ、圭人も知ってたのね。
まぁ確かに知念の情報収集なら
圭人に聞いたらほぼ一発だもんね。
中「圭人も知ってたんだね。そう。俺、やまから相談受けてた。」
岡「うん。山ちゃんが、裕翔にも相談してるって言ってた。裕翔も話たくさん聞いてくれるって」
中「そっか。でも、圭人も相談受けてたってことはぁー、気を使って二人っきりにした、ってこと?」
岡「そう!こんなチャンス滅多にないからね!」
中「ナイス圭人ー!!」
で、部屋を出てきたのはいいんだけど
何する?って話になって、
その足で2人で映画を見ることに。
岡「ちぃちゃんと山ちゃん上手くやってるかな。」
中「やってんじゃない?俺たち幼稚園の時から幼なじみやってるけどやまと知念はずば抜けて仲良かったし、話題にも困ってなさそう」
岡「山ちゃん、しくじらなきゃいいけどね」
中「やまたまに突っ走って失敗することあるしね」
岡「そうそう。」
やまは昔から知念ラブだったから
告白とかをしたことがない。
やまに、女の子も悪くないよ?
って言ったんだけど、
『知念じゃなきゃやだ!』
ってずっと言ってる。
だから、キスもまだだし
アレも、まだ。
岡「まぁでもちぃちゃん、思ってるより鋭いからもしかしたら山ちゃんが言う前に気付いちゃうかもね」
中「今日言うなら、の話ね笑」
岡「そうそう笑」
やまは意外と鈍感なところがあるし
知念は意外と鋭いところがある。
中「上手くいって欲しいなぁ」
岡「ねぇ」
なんかやまと知念だけ
青春しててズルい!
俺も圭人と青春しようかなぁ笑
中「じゃあとりあえず今日は知念の家には戻らないってことで、、いいよね?」
岡「いいよいいよ!俺も映画ゆっくり見たいし、山ちゃんにはLINEしといたから大丈夫!」
やまと知念が、
うまくいきますように。
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作者名:ちいたか x他1人 | 作成日時:2019年1月30日 16時