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穴埋め。 ページ46

「それでなんでお前はすぐここにくるんだ!」

「えー?そんなにすぐには来てないよ〜。ってか、久々じゃん?」

私は現在、大我のとこに遊び…もとい、色々聞きにきた。

私には知らない事が多すぎる。

記憶のなかった数週間、その穴埋めがしたかった。

そんな気持ちで気軽に訪れた大我の元だが、問題が1つ。

「ねぇ、大我!あんたまだ私からの依頼聞いてくれてないじゃん!」

大我の白衣を容赦なく引っ張るカラフルな女の子。

「あんた、こんな若い子に手を出して…これ以上罪を重ねちゃ…」
「ちげーよっ!!」

同情の目で大我をみると、焦ったように立ち上がった。

その女の子は威嚇しながら私を睨む。

あれ?嫌われちゃった?


「えっと、涼風Aです。はじめまして!私は大我のこと、便利な人としか考えてないから安心してね?」
「おいっ!」

大我を無視してその女の子に手を差し出す。

「…西馬ニコ。」

ニコちゃんは、そっと私の手を握ってくれた。

「うっ…かっわいいなぁ…」

そんなニコちゃんが可愛くては思わず抱きしめる。

「はぁ…こんな妹ほしい。」

「お前、顔がまじだぞ。」

「ちょっ…苦しいっ!」



可愛いニコちゃんを一頻り抱きしめ、仲良くなってから大我をみた。

「さて、色々聞かせてよ。私がいなかった間の話。」

「そんなのはあいつ等に聞けばいいだろ。」

「永夢たちにも聞くつもり。でも、大我にも聞きたい。全部を知りたいの。」

真剣に大我を見つめると、視線を逸らされる。

「教えてやればいいじゃん!ケチっ!」

「ケチっ!」

ニコちゃんに便乗。

「うるせぇのが増えやがった。」

「教えてってば!」

「教えてあげなってば!」






「俺が知ってるのはこんなもんだ。後はあいつ等に聞け。」

大我の話で知った。

あの後、沢山のガシャットを手に入れてlevel3にみんながなれたこと。

グラファイトがバグスターだったということ。

グラファイトが倒されてしまったこと。


そして気付く。


パラドはバグスターだということに。


「どうした?怖じ気づいたか?」

黙り込んでしまった私に、大我は小さく笑う。

ニコちゃんがここにいれば大我を殴ってくれてただろう。

ニコちゃんはパソコンのある部屋で、私達は別室にいるからそれは叶わない。

「もうこの件からは手を引け。」

「嫌。」

「お前はただの看護士だろ。」

大我の言葉に、私のゲーマドライバーを取り出した。

「私は…6人目の仮面ライダーだよ?」

命。→←オペ。



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設定タグ:仮面ライダーエグゼイド , 特撮   
作品ジャンル:アニメ
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m(プロフ) - Mさん» これから少しずつ増える予定です!今は、社長や大我多めですが…一応、全員と絡ませるつもりではありますのでお待ちください! (2017年10月8日 22時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 永夢ー!....に会いたいですー!永夢との絡み多くお願いします! (2017年10月8日 0時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます!エグゼイドロスは抜けませんよね…また、面白いと言っていただけるように頑張ります! (2017年10月7日 9時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 頑張ってください!この話面白いし、エグゼイドロス何で私 (笑)永夢ーー! (2017年10月7日 2時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - YUMEさん» ありがとうございます!レス遅くなりすみません!続き、頑張ります! (2017年9月24日 23時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:m | 作成日時:2017年9月12日 1時

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