結果。 ページ18
そんな飛彩先生をみて、エグゼイドは敵へと向かう。
「いやっ!永夢が死んじゃう!」
永夢の元へ走ろうとすると、明日那さんに止められる。
「ダメ!生身の人間が敵う相手じゃない!」
「そんなのわかってる!!けどこのままじゃ永夢がっ!!」
ゲージが少ないのに、永夢は攻撃をどんどん受けてしまう。
「エグゼイド!ゲームオーバーが怖くないのか?!」
スナイプの声にも振り返らず、ひたすら進み続ける。
“やめて!!”
そう叫ぼうとした。その時、私より先に永夢が叫んだ。
「勇樹と約束事したんだ!一緒に戦おうって!」
ついには倒れ込んでしまう。
無茶なことはやめてほしい。けど…
「頑張れ。永夢。」
「勇樹!俺と戦おう!2人で力を合わせれば何も怖いことはない!!」
その言葉に、勇樹くんは強く頷いた。
「よっしゃ!」
エグゼイドはジャンプしてブロックを壊すと、中からアイテムが現れた。
「アイテムゲット!」
それは、鋼鉄化するアイテムだっようで、攻撃を受けず、変わりにエグゼイドからの反撃でバグスターはほぼ全滅した。
無駄だー!と増援を呼ぶリボルに異変がおきた。
呼んでも増援がこないのだ。
まさかと勇樹くんをみると、先ほどまで消えそうだった体が元に戻っていた。
「勇樹くんのストレスが消えた?」
「自分も頑張らなきゃって思ったんだ。スゴいよ…勇樹くんも、永夢も…」
勇樹くんは自ら逃げ出し、エグゼイドはキメワザスロットにガシャットをさし、必殺技を繰り出した。
敵を見事倒したのに、ゲームエリアは消えない。
「あれ?ゲームクリアじゃない?おかしいな。」
そう呟くエグゼイドに、スナイプはキメワザスロットにガシャットさし、武器を向けた。
その攻撃は、慌てるエグゼイドのすぐ横を通り過ぎ、少し後ろにいた透明化していたリボル(本物)に当たった。
「お前、危ないだろ!」
「ミッションコンプリート。」
今度こそゲームクリアとなり、元の工場なようなとこへと戻った。
「勝負は俺の勝ちだ。ガシャットをよこせ。」
「どういうこと…?」
永夢は、自分のガシャットをゆっくりとみつめると、花家大我がそれを奪った。
「何するの返して!!」
明日那さんの声に、花家大我は永夢をみる。
「返してほしけりゃいつでも相手になるぜ。まぁ、変身出来ればの話だけどな。」
そういって去っていく花家大我。
「自業自得だな。」
「でも、勇樹くんは救われました。」
飛彩先生の言葉に、そう返し笑った。
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m(プロフ) - Mさん» これから少しずつ増える予定です!今は、社長や大我多めですが…一応、全員と絡ませるつもりではありますのでお待ちください! (2017年10月8日 22時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 永夢ー!....に会いたいですー!永夢との絡み多くお願いします! (2017年10月8日 0時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます!エグゼイドロスは抜けませんよね…また、面白いと言っていただけるように頑張ります! (2017年10月7日 9時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 頑張ってください!この話面白いし、エグゼイドロス何で私 (笑)永夢ーー! (2017年10月7日 2時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - YUMEさん» ありがとうございます!レス遅くなりすみません!続き、頑張ります! (2017年9月24日 23時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m | 作成日時:2017年9月12日 1時