バンバンシューティング。 ページ13
追いつくと、勇樹くんは辛そうにしていて、永夢は白衣を脱ぎ、どこかへ連絡をとっていた。
「永夢、どうしたの?」
「勇樹くんが、ゲーム病を発症して…しかも、医者が怖いみたいなんだ。」
初めて2人だけでゲーム病の患者を目の前にし、焦っていると、1人の白衣の男がやってきた。
「そいつは俺がやる。」
「あの…何か?」
永夢が声をかけると、黙ってゲーマドライバーを装着した。
「「ゲーマドライバー?!」」
「嘘つき…何もしないって言ったのに!!」
勇樹くんが永夢を睨む。
そんな私たちをみて、ゆっくり勇樹くんにちかづこうとするのを永夢が止め、私は勇樹くんを抱きしめた。
「この子は医者が怖いんです!」
「どけ。目障りだ。」
その白衣の男は永夢を突き飛ばし、私と勇樹くんの前にたった。
「来ないで…」
ギュッと勇樹くんを抱き締めると、苦しがっていた勇樹くんが突然私を突き飛ばした。
「迎撃作戦開始。」
その言葉と共に、勇樹くんは大きな銃の形になってしまった。
私は、呆然と見ていることしか出来なかった…
「俺と同じゲームのバグスターか。肩慣らしにちょうどいい。」
白衣の男は、一つのガシャットを取り出し起動させた。
ゲームエリアが展開され、【バンバンシューティング】と音が響く。
「変身。」
クルクルと器用にガシャットを回し、ドライバーに差し込んだ。
そして、ガシャコンマグナム?を手にとった。
「ミッション…開始。」
容赦なくそのガシャコンマグナムを使ってバグスターを攻撃していくと、すぐに勇樹くんからバグスターが飛び出した。
永夢と私は勇樹くんに駆け寄る。
そこに明日那さんがやってきた。
「永夢、なんであいつがいるの。」
真剣な表情の先には白衣の男。
「知り合いですか?!」
「彼は仮面ライダースナイプ。」
「仮面ライダースナイプ…あっ!これって、開発中止になった『バンバンシューティング』のゲームエリアですよね?」
「流石天才ゲーマー。詳しいね。ターゲットの隊長リボルを銃で仕留めるガンシューテングゲームよ。」
ってことは、あれが隊長のリボルか。
チラッとリボルを見ると、立ち上がりながら叫ぶ。
「おのれ!!総員、作戦開始!」
すると、たくさんのバグスターは湧いて出た。
スナイプは、再びガシャコンマグナムを構えて敵を攻撃し始めたので、勇樹くんを避難させた。
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m(プロフ) - Mさん» これから少しずつ増える予定です!今は、社長や大我多めですが…一応、全員と絡ませるつもりではありますのでお待ちください! (2017年10月8日 22時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 永夢ー!....に会いたいですー!永夢との絡み多くお願いします! (2017年10月8日 0時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - Mさん» コメントありがとうございます!エグゼイドロスは抜けませんよね…また、面白いと言っていただけるように頑張ります! (2017年10月7日 9時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 頑張ってください!この話面白いし、エグゼイドロス何で私 (笑)永夢ーー! (2017年10月7日 2時) (レス) id: 7d414107ba (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - YUMEさん» ありがとうございます!レス遅くなりすみません!続き、頑張ります! (2017年9月24日 23時) (レス) id: 382cc0fa79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m | 作成日時:2017年9月12日 1時