今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:142,703 hit
小｜中｜大
50 -Sho side- ページ9
でも、いくら仕事に集中しようとしても、Aのことが頭から離れなかった。
Aに会いたい…。
それだけが無限ループしてる。
翔「なぁ雅紀、人探ししたことある？」
雅「え？どゆこと？探偵みたいな？」
翔「あぁ、そっか。探偵に頼めばいいのか」
いや、ダメだわ。
なんか俺、ストーカーみたいじゃん。
弁護士のくせにストーカーで訴えられるなんて、まっぴらごめんだよ。
雅「なに、翔ちゃん人探してて寝不足なの？」
翔「まぁ、そんな感じ」
雅「え！何それ！詳しく聞きたい！」
翔「嫌だよ言いたくない」
雅「めっちゃ気になるんだけど…」
翔「………。」
雅「気になって勉強頭に入ってこないんだけど…」
翔「勉強できないのを俺のせいにするな！」
俺に怒られた雅紀はしょんぼりと自分の机に戻っていった。
なんか…わんこみたい(笑)
柴犬みたいな可愛い顔してるし。
なるほど、雅紀は俺のぺットか。
なんちゃって。
翔「じゃ、俺はお先に失礼しますよ」
俺が帰ろうとすると、雅紀が声をかけてきた｡
雅「翔ちゃん、大事な人なのかもしれないけどさ、人探しもほどほどにしてちゃんと寝てね」
翔「うん、わかってる」
そう言いながらも、俺は今日もまたAを探して歩き回る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 724人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はつる | 作成日時：2017年2月17日 19時
