成長 ページ5
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you side
私たちを乗せた自転車は駐輪場へ向かって私が下りて海ちゃんも下りると真っ直ぐに自転車が止められた
あ『到着っ!時間大丈夫だったね』
海「じゃあ行こう」
いつもみたいに海ちゃんの腕が私の腕に絡まる
普通は女の子が絡めるんだけどね?
甘えん坊な海ちゃんだからいいけど!
あ『さっきまで怒ってたのに』
海「怒ってほしいの?」
さっきまでの笑顔が消えて真顔で顔を覗き込んできた。かっこよくて少しドキッとする。
あ『ッ…//』
海「ふふっ、怒らないよーん♪」
そう言うと笑顔が戻り再び歩き出す
太陽が海ちゃんの髪にあたり明るい茶色の髪がさらに明るくなる
綺麗に制服を着くずしたブレザーと私のお揃いのネックレスとピアス
昔よりも男らしくなった身体
このドキドキはなんだろう─────
私はこんな気持ちをまだ知らない。
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作者名:▼▽Lisa▼▽ | 作成日時:2018年8月25日 14時