ー狩人との接触ー ページ7
『♪〜♪♪〜』
鼻歌歌ってた時だった…
ｶﾞｻｺﾞｿ
!!
『そこに居るのは誰？姿を見せておくれよ』
ﾋｮｺｯ
ﾙｸ「バレてしまったね…僕はルーク・ハントだ！
君は噂の新しい寮の寮長だろう？」
『そうだね。僕が新しい寮の寮長だよ！
グレイヴィアード・セマリテリィだ。長いからグレイでいいよ？よろしく』
交友的だなぁ
ﾙｸ「そうかい。じゃあグレイ君…君はどこから来たの？」
『恐怖島さ！そうだね…あそこは普通の人が来れるような場所じゃないね
島に行き着くことはかんたんだけど…多分雰囲気や不気味さが怖かったから
みんな逃げて行ったよ…でも…他の島から来た友達ちゃんと居るから』
まぁこんな感じで色々と話してたんだ
だけど中々あちらの話はしないからね
ちょっと飽きてきたんだ…
『君は色鮮やかで綺麗だね…僕とは違う…白い化け物とは…』
その時ルークは怒ったような悲しいような顔をしたんだ
その目は君の方が美しいとでも言うような
ﾙｸ「君のほうが綺麗だ思う」
『ルークさんははお世辞が上手いなぁ…
僕の父さんはスケルトンの血が混ざっていて
母さんはゾンビの血が混ざってる。だから僕は…
僕の体は脆くてツギハギだらけなんだよね』
僕は身体が細い。丈夫っちゃ丈夫なんだけどね
悪戯で色々取れたりするんだ
ﾙｸ「メイクで誤魔化しているのかい？」
『メイク？しないけど…一番わかり易いところは…首の辺りかな…ホラ』
僕はちょっとシャツをめくった
首の辺りには縫い目があって少々痛々しい
ﾙｸ「痛くないのかい？後あまり人にそういう事はしてはいけないからね？」
そういうこと?
なんの事だろう
『痛くはないよ。体中に有るしね
ってもう次の授業が始まるじゃないか！ほら！早く行くよ！』
幸い僕らは同じクラスだった
ルークはまだ何か話したいようだったけど
サボりは良くないからね
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作者名：ルディアナティア | 作成日時：2020年10月11日 0時
