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バランスを崩したせいで後ろに倒れ込んだ
このまま転んだら頭ぶつける、と咄嗟に受身を取る
貴｢イタタタた、？たくない…｣
瞬発的に目をつぶって痛みを覚悟するけど、予測した痛みはやってこない
爆｢転けねぇように走れや！アホ！！｣
頭から降り注ぐ怒鳴り声に顔を上げれば私が頭を打たないようにと、爆豪が私を守るようにして抱きしめ倒れたようだ
貴｢へ………｣
理不尽！と叫びたかったけど、状況を把握して言葉に詰まる
体を持ち上げると私は爆豪を下敷きにして倒れ混んでいたようで、眉間に皺を寄せた爆豪と視線が絡む
瀬｢お〜、やんねぇ、かっちゃん｣
峰｢ラッキースケベ！？ずりぃぞ爆豪！！｣
冷やかしの言葉も入ってこないくらい私は動揺していた
爆｢るっせぇわ！！つーかはよどけや！！｣
貴｢わ、ご、ごめん！！｣
そんな言葉にようやく体は動いて立ち上がろうとすると、私をじっと見た爆豪が｢チッ｣とし舌打ちする
貴｢ぶわあっ｣
爆｢それ着とけやバカ女｣
そう言って着ていたジャージを私目掛けてぶん投げるから可愛げのない声が出た
プールに寝転ぶように倒れたせいで、びしょ濡れになった爆豪は、そのままシャツを脱ぎだすから鍛えられた上半身が晒されて思わず目を逸らした
もちろん、ジャージも濡れてるからなんでわざわざ濡れたコレを着なきゃいけないのか、って思ったけど
よく見たら私も水浸しで、白Tが肌に張り付き下着が浮き出ていた
貴｢あ、ありがと｣
爆｢礼は目ェ見て言えや｣
と、ぐいっと私の視界に入り込んできた爆豪の腹筋やら胸筋が近すぎてカァっと熱くなる
貴｢ば、爆豪がほんとに殺す気で追いかけてくるから悪いじゃん！｣
再度の動揺で火に油を注ぐようなことを言ってしまうから、爆豪もまたピキピキと音を立てるように狂気的な笑みを浮かべて
爆｢てめぇから始めたんだろうが｣
と、私の頬を片手で挟んで視線を無理矢理合わせてくるから
ブサイクな顔見られるの恥ずかしかったけど、そんなことよりも、彼を意識せずにはいられなかった
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桜羽(プロフ) - ゆうさん» 本誌、読んでおります…！なるべくネタバレには気を張ってるんですが、ヒーローチップスは触れたくなっちゃいました…。 (2022年10月11日 2時) (
レス) @page47 id: 1960f228ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ヒーローチップス好きすぎる、、、もしや本誌よんでます？？ (2022年10月10日 23時) (レス) @page46 id: fe7b1d6009 (このIDを非表示/違反報告)
桜羽(プロフ) - ゆうさん» こちらこそコメントいただき、当作品を見つけてくださりありがとうございます…！少しでも楽しんでいただければ幸いです。 (2022年9月27日 0時) (レス) id: 1960f228ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 短編集みたいなのがありそうであんまりないので嬉しいです!ありがとうございます!! (2022年9月14日 23時) (レス) @page36 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜羽 | 作成日時：2022年7月14日 23時
