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あっという間に時間は放課後。
私は野薔薇に化粧と髪をセットされていた。
「良い?男はこのくらいのナチュラルメイクが好きなの
あと緩く巻くから」
「ありがとう、」
15分程度で終わらした彼女は天才ではないかと思う。
野薔薇がはい、と渡した鏡を手に取れば普通に自分が化粧をするよりも遥かにうまかった。
「なにこれ凄」
「さっすが野薔薇様でしょ」
さあ行ってこい、と野薔薇に背中を叩かれる。
ちょうど携帯を確認すれば彼も今着いたとのメッセージが届いていた。
「行ってくる!」と巻いてもらった髪を揺らしながら私は校門へと走っていく。
けれどまあ予想していた自体が目の前に
「あれ虎杖の…」
「やめろっ、目合わせたら殺されるぞ」
一体ここになんのようなんだと宿儺さんに聞こえないレベルの声で皆がヒソヒソと話していた。
覚悟を決めた人から俯いたまま校門をくぐって帰宅している。
あ、ですよね
そう思いながらも内心ビビりまくりの私もまた彼らと同じ。
覚悟を決めて彼の元へと歩み寄る。
「やっと来たか」
「お待たせ、しました!
ありがとうございます…!」
周りからの視線なんて気にはなるけど大丈夫、
そのまま私は彼について行くようにしながら隣を歩いた。
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のあ。(プロフ) - シロツメココロさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えると本当に嬉しいです、、、、自分の妄想がここまで褒められるだなんて、、これからも更新し続けます (2021年2月17日 19時) (レス) id: 0f90fcb6c2 (このIDを非表示/違反報告)
シロツメココロ - 双子パロの宿儺メインとか私得でしかないんですけどッッッ!!! え、貴女神ですか……? これからも応援させていただきますッッ!! (2021年2月17日 7時) (レス) id: a3d2b1e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のあ。 | 作成日時:2021年2月14日 14時