番外編 ページ46
「えぇ！！！！？……これが、琴葉！？」
『こんにちは』
アイドルである彼らは今日も仕事。
となれば必然的にマネージャーも仕事である。
心配から連れてきた反応がこれだ。
「へぇ……記憶も当時のものに戻ってるんだ」
興味深そうに琴葉を覗きこむ壮五。
初対面でも物怖じしないのは家柄からだろうか、大人数の中でも堂々とする少女は珍しい。
「ねぇねぇ！俺のこと、陸にぃって呼んで！」
「貴方どさくさに紛れて何言ってるんですか！？」
「陸にぃかー。可愛いな！」
「えへへ、お兄ちゃん気分になりたくて！」
「む、無理しなくていいんですよ？」
遊び心が働いたのか、状況が状況なのにセンター、陸は元気に言った。
一織がたしなめるも、ノッた三月が止めない。
『陸にぃ……様？』
「「「……………………」」」
「ちょっとお兄さんマズイかもしれない………」
「ちょっと俺も………なんだろう、この擽られる感じ……」
「ヤマト、ミツキ……。それは萌えデス。
このいたいけなプリティーガールに撃ち抜かれたのデス！」
いつもより更に小さくなった身長。
高い声。
いつもより可愛らしい姿。
ギャップに撃ち抜かれたピタゴラス組。
少し離れた所では無言で連写している一織がいる。
羨ましくなったのか、環も近づいていった。
「かわいー。ね、俺も呼んで」
『環にぃ様？』
「いい子。ギューしてあげる」
『……わっ』
さながら歳の離れた兄妹の様に遊ぶ環と琴葉。
一織はカメラから録画に切り替えた。
「かわいい………(そんなに群がったら可哀想でしょう)」
「一織〜、本音でてるぞ〜」
「皆さん、お仕事が………」
「「「あ」」」
紡の一声により現実に引き戻される。
冒頭でも話したが仕事がある。
「今日しーくん仕事ないよな」
「俺達がいない間どうする？」
「マネージャーは……」
「今日は途中から僕達の方になるので………」
「「「…………」」」
仕事中、琴葉を１人にしておけない。
いつもならマネージャーが頼みの綱だが、仕事に動向。
音晴、万里も生憎出掛けている。
＜随分都合がいいけど小説なので＞
「あっ！TRIGGERに預かってもらうのは！？」
「……そうだな、もうそうしよう」
「後で菓子折り持って行こうか」
名案、とばかりに陸が声をあげた。
いつもなら、本当なら引き留めるが仕方がない。
ヤケクソとばかりに大和が妥協し、
せめてもと、壮五は菓子折りの用意を始めた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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8
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ベルリラR＊(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます！今からボードの方にすっ飛んで参りますね≡３≡３≡３ (2017年9月12日 22時) (
レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
ベルリラR＊(プロフ) - チェリーさん» コメントありがとうございます！そういって頂けて嬉しい限りです！最近はやりすぎかなーなんて思っていたので……！ (2017年9月12日 22時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - はじめまして！いつも楽しんで読ませていただいてます。えっと、良ければ友達になりたいな、と思いまして…。 (2017年9月12日 19時) (レス) id: 03b18b1ae8 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - このお話面白くて大好きです！ これからも更新頑張ってください！ 良ければ友達になって欲しいなーなんて思ってます。 私も紡ちゃんの声が以外だと思いました！ (2017年9月12日 18時) (レス) id: 822543a223 (このIDを非表示/違反報告)
ベルリラR＊(プロフ) - あかりんさん» 出来る限り頑張ります！更新は不定期なので、不快に思いましたら申し訳ないです。 (2017年8月20日 10時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベルリラR＊ | 作成日時：2017年6月19日 22時
