無気力なメカクシ団No.13の少女は烏野高校３年生なのです← if 【ハイキュー!!】【カゲプロ】 (ページ2)

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第４２話ページ2

前作の過去へんの続きから始まります。

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【目を写す】
【目をかける】

アヤノ姉さんの能力を借りて、皆の頭に直接映像を流す。

『見せるよ。僕の過去』

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僕の家は多くの企業をまとめる会社。
父様はその社長。
叔父様は別の会社の社長だった。
あ、因みに母様は事務員ね。

能力を手に入れてから知ったことだけどね、

あの日、叔父様が訪ねて来たのは
自分の会社の"とある事業"の為にお金を借りに来たんだそうで。

「だから金を貸してほしいんだ！」
「…………何を言ってるんだお前は！？金に手を浸けるあまり、
そこまで墜ちたのか！？」

父様が怒号をあげたのも無理はない。
叔父様が始めようとしていた事業……
それは、"非公式に行われる闇のゲームの開催"。

ニュースでもたまにあるよね？
芸能人が多額の掛け金で麻雀とかビリヤードしてたー
みたいな。

うん、あれ。
僕も深くは知らない……ってか、知りたくないけど。
闇のゲームは正規のゲームに比べてより多くの掛け金がかけられて、
その分、勝者は多額の金を得る。

じゃあ敗者は？
……勝者に比べて敗者なんて山ほどいる。
そもそもゲームなんて主催者側が儲かる仕組みだ。
勝ったとしてもやり続けていれば必ず負ける。

わかるよね。
叔父様は、そのゲームを駆使して莫大な資金を得ようとしていたんだ。

勿論、父様は大反対だった。
叔父様の会社は父様がまとめる会社の一部だったし、
何よりも身内がそんな事に手を染めるなんて……
どれ程嫌だっただろうね。