無気力なメカクシ団No.13の少女は烏野高校３年生なのです← if 【ハイキュー!!】【カゲプロ】 (ページ19)

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第５７話ページ19

宮城に戻ってきた俺とA。

部活がなかったからよかったけど……あったら大地にどやされてるな。

月曜日の今日は学校。
朝練をこなして、授業を受けて、昼飯食って、また授業受けて、部活………

「スガ？……お前なんかあったろ」

「……え？」

部活に向かうために廊下を歩いていた時。
唐突に大地が言い出した。

「あ、俺も思った！」

ついでに旭も。

「なんもないべ！」

にッって笑っても疑いは取れないっぽい。
ほれほれーって旭と大地の顔をムニムニしたら、納得いかない顔してたけど流してくれた。

「あ、じゃぁ涼風のこと知ってるか？」

「え、何かあったのか？」

流石に２人にあの団体とここ数日の出来事を言うわけにはいかない。
……だから、とぼけて見せた。

「いやあいつ……休学届け出したみたいで」

「えっ……」

休学、届け。
つまりは、しばらくここにいないってことで。

「大地………。
ホントに……、ホントにAが！？
Aが、休学するって……？」

「あ、あぁ。
武田先生から聞いて、みんなのサポートできなくてゴメンって……」

「そっ……か………………」

それは、頭の隅で考えてたことで。
あの日のAは悲しそうで、もしこんなことになったらって……。

こんなことにならないでくれって。

あの後俺が必死に祈ったことで。

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あぁ。
やっぱり俺、(名前():キミ)がいないとダメみたい。